スポーツ

張本勲と関口宏が赤っ恥発言!「サッカーを語るな」の大ブーイング

 野球評論家の張本勲氏と関口宏が11月25日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)にて、赤っ恥ものの勘違い発言を行ったとして話題になっている。同番組での張本氏の発言は、これまでにも「的外れ」「間違っていて恥ずかしい」との声が上がったことがあるが、今回も赤面ものの発言をしてしまったようだ。

 この日の放送で2人が論じたのは24日に行われたJリーグ・清水エスパルス対ヴィッセル神戸について。この試合を簡単に説明すると、結果は3対3の引き分け。ただレフェリーの未熟なジャッジによって試合が荒れに荒れ、2人の退場者を出す結果となった。後半アディショナルタイムにはラフプレイの連発でけが人が続出。しかも神戸のウェリントン選手とポドルスキ選手が怒りを爆発させ、清水のベンチに乱入してコーチや控え選手を巻き込んだ大乱闘へと発展した。後半アディショナルタイムは結果的に19分になり、これまで見たこともない異常な長時間となった。

 この乱闘を張本氏は「ありがちなことですよ」と問題にせず「私はよくやりました。乱闘を」と言って、おなじみの喝を出さなかった。

「乱闘が一種のショーになっているプロ野球と、サッカーを一緒にしないでほしいというのがサッカーファンの総意です。サッカーにおいて乱闘は恥ずべき行為。昨年、アジア・チャンピオンズリーグで韓国の済州ユナイテッドと浦和レッズが対戦し、敗戦が濃厚になった済州の控え選手がピッチに乱入して浦和の阿部選手に暴行。試合後に済州のスタッフが小競り合いを起こす暴行事件がありましたが、世界中で『済州の行為は恥』と報じられました。韓国のメディアですら同様に報じたほどです。張本氏の発言は完全に的外れと言っていい」(サッカーライター)

 さらに司会の関口宏はこの試合を「清水と神戸でしょ。そんなにエキサイトしなくてもいいのに」と発言した。試合開始前の順位は清水が7位、神戸が12位。優勝はすでに決定、残留争いに巻き込まれているわけではない両チームが何をそんなに必死になる必要があるのかと切り捨てたのだ。

「これは無知ゆえの赤っ恥発言でしょう。神戸は今シーズン、アジアナンバーワンクラブを目指すと発表し、元スペイン代表のイニエスタを獲得しました。選手とチームにかかるプレッシャーは大きいものがあります。アジア・チャンピオンズリーグに出場できる3位以内は逃したものの、1つでも上の順位を目指していました。手を抜くことなんてできませんよ。さらに4年間GKコーチを務めた藤川孝幸コーチが15日に胃がんで亡くなっています。神戸は喪章をつけて試合に臨みました」(前出・サッカーライター)

 一方の清水にも絶対に負けられない理由があった。

「清水のゼネラルマネージャーで取締役副社長の久米一正さんが試合の前に亡くなっています。清水も喪章をつけて試合をしています。久米さんの想いに応えるためにも絶対に負けられない試合だったんです。それなのに『エキサイトするような試合ではない』という関口さんの発言は許せません」(前出・サッカーライター)

 サポーターからは「ろくに知りもしないくせに偉そうに語られて腹立たしい」「浅い知識で上から目線。これぞ老害」という意見が上がっている。サンデーモーニングの同コーナーは張本氏が問題発言を連発。世間の批判を集めることで視聴率を稼ごうとしている「炎上商法」ではないかと疑われたことがある。今回、サッカーファンはその思惑にまんまと乗せられてしまったのかもしれない。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
2
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
3
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
4
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか
5
ボクシング・フェザー級「井上尚弥2世」体重超過の大失態に「ライセンスを停止せよ」