政治

まさかの極東侵攻で現実味を帯びてきた「恫喝ロシア軍VS自衛隊」の作戦全貌

「次は北海道が危ない!」

 もはや遠くで起きている戦争では済まないのだ。ウクライナ侵攻が、極東の日本にまで飛び火した。狂気のプーチン・ロシア軍が、平和ボケ日本に来襲したらあなたはどうする?

 国際部デスクが解説する。

「プーチンはウクライナ侵攻に異を唱える日本を非友好国とみなし、極東ロシア軍が明らかに動きを活発化させています。また、3月21日にはロシア外相が日本との平和条約交渉の中断を一方的に発表したほか、ロシア下院副議長が『どの国も願望があれば、隣国に領土要求することができる。北海道の全権はロシアのものだ』という妄言まで飛び出す始末。まさにウクライナ侵攻を正当化し、次は日本だと恫喝していることにほかなりません」

 2月24日の侵攻開始以降、北海道近海ではロシア軍の軍事演習、海軍揚陸艦の通過、巡航ミサイル発射と、開戦前夜のごときキナ臭さだ。

 元航空自衛官で軍事評論家の潮匡人氏が、この動きについて説明する。

「極東ロシア軍の兵力はウクライナ戦線に展開しているため、ガラ空きと言っていい状態です。しかしロシアは、この空白に乗じて日本が領土を取り戻そうとするかもしれないと考え、北方領土や日本海で軍事演習を重ねているわけです。そもそもロシアは北海道を侵攻するという計画を、ソ連時代から持っていましたから」

 では、極東ロシア軍に狙われる場所とはどこか。迎え撃つ自衛隊の作戦はどんなものなのか。いよいよ現実味を増してきた「ロシア軍VS自衛隊」戦のシミレーションは、発売中の「週刊アサヒ芸能」(5月5・12日合併特大号」で詳報されている。

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