芸能

タモリが語った“福岡移住と故郷への恩返し”

20141007tamori

 今年3月に『笑っていいとも!』が終わり、早半年が経過。今月から新番組『ヨルタモリ』(フジテレビ系)が始まるタモリだが、私生活でも新たな動きがあるという。

「時期は未定ですが、福岡に帰るために家を探しているそうです。そもそもタモリさんは早稲田を中退後、福岡に帰り、喫茶店のマスターをしていました。そこでジャズピアニストの山下洋輔さんと出会って東京に呼ばれ、タモリさんの芸に惚れた赤塚不二夫さんの希望により赤塚宅で居候を開始し、芸能界へ。『呼ばれたから来ただけで、そのうち帰る』と言ってたんです。その赤塚さんが2008年に亡くなり、『いいとも』も終了。来年70歳になる上、福岡時代に結婚した奥様も帰りたがっているので決めたそうです。東京は番組がある時だけ来ればいいですしね」(芸能関係者)

 昨年、タモリと同じ福岡市立高宮中学校の出身の森口博子、氷川きよし、博多華丸の4人で集まった時もその話になったという。芸能関係者が続ける。

「全員『年を取ったら福岡に帰る』で一致し、博多華丸くんは『50歳になる2020年が、福岡と東京で芸歴が半分半分の節目となるので、福岡に帰って昼の帯ラジオをやりたい』と言ったそうです。また、タモリさんには福岡県に選挙区を持つ麻生太郎元首相から、以前、福岡県知事への出馬要請があったとも聞きました。タモリさんは絶対に政治には関わらないでしょうが、『自分を育ててくれた福岡に何か恩返しがしたい』と常々言ってますからね。『福岡に帰り、番組を持って盛り上げる』というのが、タモリさんなりの恩返しなのでしょう」

 郷土愛のランキングでは常に上位の福岡県。東京の視聴者としては少し寂しいが、大物芸能人の帰郷に地元は大喜びだろう。

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