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小島慶子VS辛酸なめ子 アラフォー裏女子会(1) 仕事を「頑張る女」は叩かれる

「女子会」「おひとりさま」「草食男子」‥‥。気になる社会現象から男性には見せない女子の裏側まで、本誌連載でおなじみの小島慶子とコラムニスト・辛酸なめ子が言いたい放題。中年男子よ、女子の世界へようこそ!

しんさん・なめこ 1974年生まれ。漫画家、コラムニスト。主な著書に「女子校育ち」「辛酸なめ子の現代社会学」など多数。

こじま・けいこ 1972年生まれ。ラジオパーソナリティ。元TBSアナウンサー。「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ)ほかで活躍中。

――辛酸さんの「女子の世界はいつも内戦」(河出書房新社)では、女性は常に「友人関係」が脳内の半分を占めてるそうですが。
辛酸 そうですね。女子の場合は「1人でいるところを見られたら恥ずかしい」みたいな自意識過剰な部分があって。学生時代は「誰とお昼を食べよう」とか「誰と一緒に教室移動をしよう」ということが頭の中の大きな部分を占めていたと思います。
小島 “求められる自分”に価値を置きすぎなんですよね。局アナの試験もそうで「アナウンサーとか全然興味なかったんですけどぉ、マスコミ試験のほうが一般企業より早いから、試しに受けてみなって言われてぇ、そうしたら受かっちゃったんですぅ」みたいな子もいるんですよ。そんなワケないって。そんな薄ボンヤリした目標で3000人に1人しか通らない試験に受かるわけがない(笑)。
辛酸 この前もプロ野球選手と結婚した女子アナの方が「彼が有名人だって全然知らなくてぇ」って言ってましたよね。
小島 あるある(笑)。逆にそれでダマされる局アナを何人も知ってますよ。
辛酸 そうなんですか?
小島 「僕ね、忙しくてテレビ見ないから、キミが局アナで有名人だとは知らなかった」というひと言でコロッとダマされちゃう。
辛酸 そういうこと言われると、うれしいんですか?
小島 中には、「男が寄ってくるのは私が有名人だからだろう」と思い込んでいる人もいるから、そうじゃないところで私を好きになってくれた、という部分で“この人は本物だ”と勘違いしちゃうんでしょうね。
辛酸 セレブとかもよくわからないバックダンサーとかと結婚しますからね。
小島 それと同じ(笑)。
辛酸 自分を特別扱いしないことで、好きになっちゃうんですね。
――張り切ったり、頑張ったりする人はイヤですか?
辛酸 野望とかをギラギラさせるのは周りの女性から“痛い”と思われそう。
小島 格好が悪く見えるんでしょうね。私、さんざんバカにされましたもん! 大学時代に「アナウンサーになりたいんだよね。無理かもしれないけど、頑張るんだ」って言ったら、みんなに鼻で笑われて。入社してからも社内でおかしいと思うことを素直に話したら逆に叩かれたり。「何でワザワザ騒動になることするの?」って言いながら、その人は半笑いみたいな。
辛酸 私もワーカホリック気味ですが、仕事命の女性も痛いと思われてそう。特に小島さんのようなお嬢様学校(中・高・大ともに学習院)出身で、いい年になってまだ働いていると、周りから哀れに思われるって言いますよね。
小島 陰でそう言われてると思う(笑)。

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