芸能

篠原涼子は被害者だった!フジ女子アナが絶句した「オトナ女子」の制作現場

20151118shinohara

 11月14日に放送されたフジテレビの「新・週刊フジテレビ批評」で、「第452回フジテレビ番組審議会」の模様が紹介された。同番組は文字通り自局の番組について批評するもの。審議会で話題になったのは、5話放送の平均視聴率が8.3%までに落ち込んでしまった、篠原涼子主演ドラマ「オトナ女子」だった。

 審議会のメンバーで、多くの大ヒットドラマを手掛けた脚本家の大石静氏は「いい企画なのに、ちょっとズレているなという気がしました。40代の女性3人の会話も上っ面だなと感じました」と意見を述べた。

 また、審議会委員長の但木敬一弁護士は「アラフォーの女子というものはこういうものなんだ、との決めつけがあまりにもヒドい。脚本を書いている人、演出している人、ディレクターの中に、女性が1人も関わってないんじゃないかと思いました」と指摘。

 すると、これに対してフジのドラマ制作センターの現王園佳正室長は「スタッフには、女性ディレクターもプロデューサーも脚本家も入っていない。男ばかりで作っていたので、男が考える女性というものを想像しながら作ってしまった」と返答したのだ。

 この発言には番組司会の西山喜久恵アナも「女性スタッフがいないのは、ちょっと驚き」と目を丸くしてみせたほどだ。

 この放送を観ていた芸能ジャーナリストは「女性スタッフがいないと知って、ある意味納得した」と話す。

「女性の日常を描くドラマなのに、肝心の女性がいないとはビックリ。これでは医療ドラマにおいて監修する医師がいないのと同じです。結局、このドラマのスタッフは、独身アラフォー女性は“男のことばかり考えてる”と、ある意味“見下していた”ってことですね」

 篠原涼子をはじめ、こうしたフジテレビの安直な作りに乗せられた出演者たちが、気の毒でならない。

(李井杏子)

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    「王座戦」初防衛に王手をかけた「鬼神・藤井聡太」の勝利の方程式は「パイナップル・キノコ抜き・室温20度」

    いくら漫画でも、こんな展開は描けない。将棋の第72期王座戦5番勝負第2局が9月18日、名古屋市の名古屋マリオットアソシアホテルで行われ、午前9時の対局開始からわずか30分で76手まで進む「AI超速将棋」を藤井聡太七冠が制して2連勝。王座戦初…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【意外事実】巨人が4年ぶりに優勝できたのは「筒香嘉智が古巣DeNAに戻ってくれたおかげ」
2
山田邦子が禁断暴露!「トド発言スキャンダル」あの大御所芸能人に「いっぱいイジメられた」
3
ひっそり終了「ジョンソン」で振るわなかった「モグライダー」急失速の原因がわかった
4
西武ライオンズ「次期監督」西口文也が東尾修から1600万円をせしめた「伝説の約束」
5
阪神・岡田彰布監督「退任」なら「平田勝男監督+鳥谷敬ヘッドコーチ」球団と総帥の意見合体プラン