芸能

ブルゾンちえみ、パクリを認めても干されないのは大御所の前例のおかげ?

 キャリアウーマンキャラで上から目線のアドバイスをするネタがウケ、今年大ブレイクしたお笑い芸人のブルゾンちえみ。

 しかし先月、ネット上でブルゾンの得意ネタである「花は、自分からミツバチを探しに行きますか?‥‥探さない。待つの」というフレーズが、占星術師のKeiko氏の著書内の言葉と酷似していたため、パクリ疑惑が持ち上がった。

「この騒動を受け、ブルゾン本人は週刊誌のインタビューに、『パクリというか‥‥感じ方は人それぞれだと思います』などと言葉を濁したため、ネット民からは、『もろパクリじゃん』『早く消えろ』などと批判が殺到しました」(週刊誌記者)

 一方で、業界内からはブルゾンを擁護する声も。

「ネットでは騒がれていますが、彼女が今すぐ芸能界から消える可能性はないでしょう。人気漫談家の綾小路きみまろもライブや本の中で、『サラリーマン川柳』からネタをパクっていたことがニュースで取り上げられましたが、その後も人気は衰えず、現在も中高年のスターとして活躍しています。実力が伴えば、きみまろのようにさらに飛躍することもできる。実際、ブルゾンは4月期のドラマ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)で、キャラと真逆の女子力が低いリケジョ役を好演し、視聴者からの評価も高いようなので、仮にあのネタが封印されても、“芸人女優”として生き残れるのではないでしょうか」(テレビ関係者)

 ドラマの成功でパクリ騒動を吹き飛ばし、本物の「キャリアウーマン」となることに期待したい。

(佐藤ちひろ)

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