芸能

もはや犯罪!?「水曜日のダウンタウン」の監禁ドッキリに非難ゴウゴウ

 お笑いコンビ「コロコロチキチキペッパーズ」のナダルが新横浜の駅前で正体不明の男たちに捕まり、倉庫街に連行。鍵の掛かった鉄格子の中に監禁された! これは5月30日放送の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)にて放送された検証コーナー「数珠つなぎ企画で1番過酷なのジョジョの鉄塔システム説」の冒頭シーンだ。

 同企画では、自分の身代わりが鉄格子に入ると解放されるという仕組みを用意。ナダルは携帯電話で言葉巧みにジャングルポケットのおたけを呼び出して脱出に成功し、その後は数珠つなぎにパンサーの菅良太郎らが呼び出されては身代わりとして監禁されたのである。中にはサンシャイン池崎のように鉄格子を見ただけで帰ってしまう例もあり、アルコ&ピースの酒井健太は制限時間の24時間を超えてから現れたため、鉄格子に入ることなく謎の男たちに捕らえられ、ロケバスに押し込まれたのである。

「今回の企画には視聴者からも賛否両論が噴出。鉄格子に閉じ込められた芸人が真顔で怯えたり、ガチギレするシーンに『めっちゃおもしろい!』との評価があった一方で、『鉄格子に閉じ込めるのはさすがにやりすぎ』『BPOにチクるべき人権侵害レベル』との批判も殺到しています。中でも冒頭でナダルが連れ去られたシーンについては、もはや犯罪同然との指摘もあるようです」(テレビ誌のライター)

 この手のドッキリ企画では芸人本人にこそ内緒にしているものの、所属事務所は企画の内容を了承しているもの。それゆえ連行や監禁もテレビの企画だとして犯罪行為にはならないわけだが、ここまで悪質なドッキリが流行ると、本当の犯罪を誘発しかねないというのだ。

「連行監禁の現場ではテレビカメラが密着して撮影していますし、芸人が押し込まれるのは緑ナンバーのロケバスですから、第三者が見ても『テレビの撮影だな』とわかる仕組みです。でも悪意のある連中がニセのカメラクルーとマイクロバスを用意して誘拐行為に及んだら、周りの人はどう思うでしょうか?『ああ、バラエティ番組のロケだね』と思って見過ごす可能性も高く、犯罪行為が成功してしまいかねません。ほかにもユーチューブには、繁華街で子供を連れ去るふりをする悪質な動画もアップされています。そんな『犯罪行為のマネごと』をドッキリ企画に仕立て上げるのは、いくらバラエティ番組と言えどもさすがにやりすぎではないでしょうか」(番組制作会社スタッフ)

 今回の「水曜日のダウンタウン」にしても、ナダルの連行現場を見た一般人が「誘拐だ!」と義憤に駆られ、謎の男たちに殴りかかる可能性は否定できないはず。そろそろ「水曜日のダウンタウン」でも企画内容のエスカレートに歯止めをかけるべきなのかもしれない。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
ラモス瑠偉「W杯惨敗サッカー日本代表コキ下ろし」に抗議電話15万5000件/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
2
「キスしてる?」質問にフジテレビ・井上清華が衝撃「赤面もじもじ返答」の「まさか!」
3
「趣味でUber Eats配達員をやってる」オードリー若林正恭に「必死の生活者」が感じること
4
落合博満が「何の連絡もない」と困惑する「中日OB戦オファー事件」の舞台裏
5
広島・新井良太2軍コーチ「地元女子アナと結婚」までの「夜の歓楽街」寂しい活動