芸能

テレビから消えた木梨憲武、「超多忙なのに悠々自適」な芸術家人生とは?

 とんねるず・木梨憲武の第2の人生は、やはり「芸術家」だった。

 3月22日にレギュラー番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)が終了したとんねるず。石橋貴明は4月から単独で新番組「石橋貴明のたいむとんねる」(フジテレビ系)に出演するも、番組視聴率は、予想以上の低空飛行となり、早くも打ち切りの声さえ聞かれる。

 一方、相方の木梨憲武は冠番組などの予定は今のところない。4月20日公開の主演映画「いぬやしき」の宣伝でちょこちょこ番組に顔を見せていたが、映画が公開されると、さっぱり表舞台から姿を消した。てっきりタレント活動終了かと思いきや、第2の人生が待ち構えていた。芸術家として本格的にやっていくようだ。すでにロンドンでの初個展も決まり、国内巡回展の入場券の販売が始まり、売れ行きもまずまずだとか。

「木梨は6月21~24日、イギリス・ロンドンで『Noritake Kinashi London Exhibition -moment-』を開催。帰国後の7月13日から『木梨憲武展 Timing-瞬間の光り-』と題し、全国14都市を巡回する展覧会が開催されます。最終会場に決まっているのが、東京・上野の森美術館で、何と東京五輪の直前、2020年の5月下旬~同年6月末までの予定です。各地からの引き合いは引きも切らずで、この先まだまだ増えることが予想されますね。それにしても、2年先まで予定がぎっしりとは、驚き。芸術家としては、引く手あまたの人気だということがよくわかります」(スポーツ紙記者)

 もっとも、木梨は1994年に「木梨憲太郎」名義で、名古屋で初個展「太陽ニコニカ展」を開催。2014~2016年には「木梨憲武展×20years INSPIRATION-瞬間の好奇心-」で国内8美術館を巡回、約43万人を動員している。押しも押されもせぬ人気画家だったのだ。

この20年で350もの作品を作り上げるほど意欲的。すきなことを自分のペースでやりつつ、ある意味“悠々自適な第2の人生”を送りながらも多忙な日々が待ち構えているというわけだ。巡回展の主催は産経新聞社。30年間お世話になったフジテレビのグループ会社である。当分食いっぱぐれはなさそうで…。

(塩勢知央)

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