芸能

輝く!有名人スキャンダル大賞2018上半期(1)小泉今日子をシメたママ

 今年も上半期からスキャンダルニュースが乱れ飛んだ。何より、浅草キッドが所属する事務所のお家騒動もあって──。猛暑を吹き飛ばすべく、またあの4人が斬りまくってくれた門外不出のネタを以下。

 ワールドカップのベルギー戦、あんなにいいところまで行ったら見ますね。

 不思議なのは、五輪選手でもそうなんだけど、試合が終わったら、すぐに帰国するでしょ。なんで現地の温泉とかにつかってこないんだろ?

 死海につかってきたり、憂さ晴らしでロシアの売春宿を借り切ったりとかね。

 そうそう。遊んでくればいいじゃん。

 ベルギー戦の前日、桂歌丸師匠が亡くなったね。

 ボクにとってはそっちがトップニュースでした。

 仕事もギリギリまでこなしてましたね。

 「笑点」に出てる落語家はホントに昇天するまで、追っかけられるんだな。

 大喜利メンバーで言うと林家こん平さん、表に出なくなってから長いですね。

 アディショナルタイムだ。

 休養前のこん平さんの高座を浅草演芸ホールで観たんですよ。その時、声が出ないことをネタにしてましたけど、大爆笑でした。

 死ぬまで高座に上がるというのが落語家の標準になってる。鼻に酸素チューブ付けてる歌丸師匠の移動姿を周りの人が笑いにするんだけど、それが落語家の生き様なんだよ。

 歌丸さんは厳格な人だったから、スキャンダルとはある意味無縁でしたね。

 若い頃は遊んでたみたいだけど。

 まあ、落語家ですから。

 遊廓生まれだし。

 そうそう。だから女形がうまいんだよね。

 けっこう、歌丸知識は入ってるんだね。

 もちろん、名乗る以上は。自伝も読んでますよ。

 「歌丸さんを宇多丸さんが語る」追悼のメイン側にいるところがおもしろい。

 今年一番のスキャンダルは、山口メンバーかな。

 あの「山口メンバー」という呼称。俺が免許証不正取得で書類送検された時(96年)の記事を読むと、「浅草キッドメンバー逮捕」と表記されてる。俺が「メンバー」のハシリだったんだよ。

 元祖メンバー。

 それは事務所的な配慮だったんですか?

 どうだろう? 稲垣吾郎が逮捕された時(01年)に初めて「稲垣メンバー」という呼び方されて、それをすごくバカにしてたじゃん。何のことはない、俺もメンバー入りしていた(笑)。で、山口くんが書類送検されるまで飄々とテレビに出てるの、どういう心境だって、批判されたけど、俺の心境だよ、あれ。このままテレビに出られるのかなあ、って思ってた。

 「バレないままでいてくれ」という思いも?

 うん。それは警察が「一切、表には出ません」と言って事情聴取するからね。

 その約束で全部話すわけですね。

 山口くんもテレビに出ながら、「秘密裏に処理してくれるんだ」と事情聴取を受けてたと思う。事務所の力が弱まってるという報道もあったけど。

 最近はいろんなスキャンダルが以前と比べものにならないぐらい出てますけど。

 それこそキョンキョンの当て逃げ事件(05年)がいじられなかった時代とかが懐かしいですよね。

 不倫したっていうのをあれだけ堂々と発表してる人はいない。

 「だから何?」って(笑)。

 あのハラの据わり方はさ、やっぱりスケバン時代が出てるよね。

 キョンキョンならしようがないという雰囲気。アイドル時代から遊びまくってるの、みんな知ってるし。キョンキョン伝説、あちこちにありますからね。

 阿佐ヶ谷のスナックのママが同期でさ、「私の唯一の自慢はね、キョンキョンをシメたことよ」って言うんだよ(笑)。

 えっ、キョンキョンをシメたの? それは相当だよ(笑)。大木凡人をシメたみたいなもんですよ。上には上がいる。

 山口くんの話、だいぶ前から知ってたけどね。

 酒でヤバイ?

 うん。泰葉さんと仲がいいんだよ、ドラマ「林家三平ものがたり」以来。泰葉さんに山口くんに会ってくれと、ずっと言われてた。朝の番組で顔面に絆創膏と眼帯してたこともあったな。

 あった。たぶんあれ、酒だぜ。俺が言うんだからよっぽど。

 相当飲んでる俺よりヤバイって(笑)。

 酒で入院したの、春一番以来じゃないの(笑)。

 「Rの法則」出たことあるけど、凄いからね。

 アイドル同士のつながり番組。思春期の男女を同じ控え室に入れちゃってたんですよ。だから、ジャニーズとアイドルの接点になってた。連絡先交換し放題で。「文春」とかで「R」絡みの子がどんどん報道されてたのはそういうこと。子供番組を作るノリだったんですよ。子供は全部同じ控え室でいいでしょ、みたいな。

 カブトムシのオスとメスを同じケースに入れたみたいなもんで。

 間違いなくツガイになりますよ、それは。

<座談会メンバー>

水:水道橋博士 1962年生まれ。岡山県出身。現在「バラいろダンディ」(TOKYO MX)、「別冊アサ秘ジャーナル」(TBS)、「BOOKSTAND・TV」(BS12 トゥエルビ)、動画配信「博士の異常なYouTube」などに出演中。自身が編集長を務める日本最大級の有料メールマガジン「水道橋博士のメルマ旬報」好評配信中。最新刊は「長州力 最後の告白」(宝島社)。

玉:玉袋筋太郎 1967年生まれ。東京都出身。現在「バラいろダンディ」(TOKYO MX)、「人生酒場~唄は夜につれママにつれ」(TOKYO MXほか)、「別冊アサ秘ジャーナル」(TBS)、「ぴったんこカン・カン」(TBS)、「たまむすび」(TBSラジオ)、「玉ちゃんのおとこの作法」(ラジオ関西)などに出演中。一般社団法人全日本スナック連盟会長。最新刊は「粋な男たち」(角川新書)。

吉:吉田豪 1970年生まれ。東京都出身。プロ書評家、プロインタビュアー、ライター。徹底した事前調査をもとにしたインタビューに定評があり、取材対象についての知識は本人をもしのぐと言われる。「男気万字固め」、「人間コク宝」シリーズ、「サブカル・スーパースター鬱伝」、「吉田豪の喋る!!道場破り プロレスラーガチンコインタビュー集」など多数手がけている。

宇:宇多丸 1969年生まれ。東京都出身。1989年、大学在学中に「ライムスター」を結成。日本ヒップホップの黎明期よりシーンを牽引し、ますます旺盛に活躍中。2007年に「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(TBSラジオ)でラジオ・パーソナリティとしてもブレイク。2009年、第46回ギャラクシー賞「DJパーソナリティ賞」を受賞。現在は「バラいろダンディ」(TOKYO MX)、「アフター6ジャンクション」(TBSラジオ)などに出演中。

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