社会

どっちもヒドいと批判殺到!「コミケ94」で起きていたトンデモ動画事件とは?

 去る8月10日、気温35度の酷暑の中、東京ビッグサイトで開幕したのが、世界最大規模の同人誌即売会「コミックマーケット94」。初日の10日も16万人を動員、12日までの3日間で50万人以上が訪れると言われる、全国はもちろん、海外からの“オタク”も大集結する巨大イベント。

 ただし、今年はご存じの酷暑。運営側も野外での長時間の扮装撮影の自粛を呼びかけるなど対策に必死。会場には人があふれ、「蒸し風呂を超える暑さ」「とにかく人の臭いもスゴイ」と言われるだけに、訪れる客らの体調的な問題が起こっていないことを祈るばかりだという声もあちこちから聞こえた。

 ところが、そんな心配をよそに、あるおバカがとんでもない行為を敢行。これが「非常に危険」「クソすぎて引く」と批判が殺到してしまった。

「コミケといえば、ワイドショーでも取り上げられますが、最寄り駅であるりんかい線・国際展示場駅からの始発ダッシュが恒例の光景。入場列に並ぶために我先にと大量の同人誌マニアたちが一目散に駆け出します。男性がほとんどですから、テレビ越しにも迫力を感じますし、もしぶつかったら大ケガするのでは?と思わせます。そこに目を付けたんでしょうね。ある無名ユーチューバーが、この始発ダッシュへの逆走を頭にアクションカムを付けて撮影し動画に収めたんです。そして実際一般人1人に衝突。まあ、被害者は列に並ぶほうが重要ですからそのままトラブルにはならなかったようですが、動画がアップされたあとにコミケ客などから批判が殺到。『被害者は訴えるべき』といった声もあるようです」(エンタメ誌ライター)

 とは言いつつも、動画自体はそれほどの距離を逆走したわけでなく、ユーザーの声を借りるなら“しょぼい”内容。このユーチューバーを非難する一方で、やはりこの始発ダッシュ自体も異様な光景に映った様子で、「そもそも始発ダッシュするのもダメでしょ」「急いで電車乗りたい人には大迷惑」と、コミケ客まで批判される事態に。

 とにかく、暑さにも変な事故にも注意したいところだ。

(山田ここ)

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