8月24日放送の朝ドラ「半分、青い。」(NHK)で、原田知世演じる“和子さん”が亡くなったことが伝えられた。
病に苦しみながら、五平餅店のキャラクターである“岐阜犬”の声となって、お客さんの悩みに答えることを楽しみとしていた和子さん。そんな母に、何をしてあげればいいのかわからず苦しむ律(佐藤健)。
母が倒れたその日、律は母のためにイチゴを買いに出掛ける。帰りに立ち寄った五平餅店で“岐阜犬”に語りかけると、何と返事が。律はそこで和子さんに「あなたの息子で本当に、本当に良かった」と感謝の気持ちを伝え、「面と向かって言えなくてごめん。不甲斐ない息子で申し訳ない」と語りかけ、日頃は「和子さん」と呼ぶ母親に「お母さん」と呼びかけた。その直後、この日の4日後に和子さんが亡くなったことが、風吹ジュンのナレーションで伝えられたのだ。
この展開に、ネット上では悲しみの声や和子さんに対する追悼のコメントが多数書き込まれることに。
「『朝から号泣』『和子さんはきっと幸せな人生だったんじゃないかな』『岐阜犬を介してでも、律が気持ちを和子さんに伝えられてよかった』など、多くの視聴者が感極まる展開となったようです。後に続く番組『あさイチ』でもこの展開を受けて、MCの博多華丸・大吉、ゲストで『半分、青い。』のオープニング曲を歌う星野源も沈痛の面持ちでした」(芸能ライター)
「半分、青い。」も、残すところあと1カ月ほど。悲喜こもごもを描いてきたこのドラマ。いったいどんな大団円を迎えるのか。