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貴乃花親方、“先代タニマチとの絶縁”で部屋の経営も困難になっていた!?

 9月27日、情報番組「あさチャン!」(TBS系)に、元関脇の貴闘力がコメンテーターとして出演。貴乃花親方の引退騒動について、秋場所初日の頃は辞めるなどとは考えていなかったはずで、よほど腹に据えかねることがあったのではないかと、貴乃花親方の心情を慮る意見を述べた。

「貴闘力は、今年3月に雑誌の対談に出演した際にも貴乃花部屋について、経営が大変なのではないかと心配するコメントを残していました。普通の相撲部屋では、力士が昇進して人気になるとタニマチがつきますが、貴乃花親方は部屋を継承した際に先代の時からのタニマチと絶縁。新たに、一般に開かれたサポーター制度を導入したのです。そのため、昔からの大口のタニマチが離れてしまい、財政面で厳しかったのではないかと言われています」(スポーツライター)

 今年8月、貴乃花親方が巡業先で倒れた時、景子夫人が弟子に任せて駆けつけもせず連日講演に駆け回っていて、夫婦仲は最悪と報じられた。それが部屋を維持するための活動だったのか、それとも景子夫人が自立するための準備だったのかは定かではないが、いずれにしても潤沢な資金があったわけではなさそうだ。

 相撲界の透明化、相撲道の真剣勝負を目指し、孤高を貫いた貴乃花親方だが、ここにきてついに刀折れ矢尽きてしまったのか。

(芝公子)

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