12月2日、漫才日本一を決めるバラエティ番組「M-1グランプリ2018」(テレビ朝日系)が放送される。今回、決勝進出コンビの中で、トム・ブラウンが大きな注目を集めているという。
「今大会では、唯一、吉本所属でないトム・ブラウン(ケイダッシュステージ所属)というコンビが注目されており、土田晃之はラジオで『ちょっと気持ち悪い2人組なんですよ。坊主のごっつい奴と、ロン毛の気持ち悪い2人』『でも普通におもしろい』と評価。また先輩のオードリー・若林正恭も『楽しみだわ。こんな嬉しいこと初めてぐらいかも』と、かなり期待を寄せているようです」(テレビ誌記者)
だが、ナインティナイン・岡村隆史は「“上沼さん物件”じゃないか」と語っており、トム・ブラウンは異色の芸人であるため、昨年、審査員の上沼恵美子にネタを酷評されたマヂカルラブリーの再現になるのではないかと予測している。
そんな上沼といえば、16年には、どつき漫才のカミナリに81点、17年のマヂカルラブリーに83点という低い得点をつけたことが話題になったが、過去にはそれを大きく下回る点数を付けた審査員もいたという。
「02年、立川談志がスピードワゴンのネタに対し50点を付けたことがあります。その時は『うーん、悪かったな、悪かったよ。行っても60かな。ちょっとオレ、…』と言って“下半身ネタが嫌い”だということを伝えつつ不快感を露わにし、スタジオが凍りつく事態に。また01年の第1回大会では、松本人志がチュートリアルに50点という低評価を下し、のちに徳井義実は『日本全国におもしろくないヤツと認識された』『もうやめた方がエエかもしれん』と、影響力がある松本に低い点数を付けられたことで、引退を本気で考えたと語っています。他にも島田紳助が、おぎやはぎに50点を付けたこともあります」(前出・テレビ誌記者)
はたして今年の審査員は、決勝進出コンビにどのような評価を下すのか。その部分も視聴者から大きな注目を集めそうだ。