「滝沢社長」にいきなりの試練である。
昨年で芸能界を引退し、裏方に徹することを宣言しジャニーズ事務所の子会社として設立された「ジャニーズアイランド」の社長に就任した滝沢秀明氏。初仕事としてジャニーズのユニット・Snow Manに新メンバー3人を加入させることを明らかにしたのだが、ファンを敵に回す事態が起こっている。
Snow Manは、ジャニーズJr.内の25~26歳のメンバー6人で構成されたグループで、2月に開幕する舞台「滝沢歌舞伎ZERO」のメーンキャスト。これに今回、新たに関西ジャニーズJr.の向井康二、ジャニーズJr.内グループ「宇宙Six」を兼任する目黒蓮、さらにジャニーズJr.内グループ「少年忍者」の村上真都ラウールが加入するという。
「特に村上は、15歳でありながら長身のモデル体型でダンスも抜群にうまい。ジャニー社長もことあるたびに彼を評価しており、将来、ジャニーズをしょって立つ逸材と評価されているんです」(スポーツ紙記者)
この動きにファンから歓迎の声があがると思いきや、真逆の反応が相次ぎ、〈けっきょくラウール君がセンターになるんでしょ?他のメンバーのこと考えるとツラい〉〈1人だけ10代とか。わざわざSnow Manに入れる必要ないんじゃない?〉〈兼任も含めてひどい人選。タッキーはプロデュースに向いていない〉と、痛烈な批判が殺到しているのだ。
「滝沢氏としても、発表前からこうした批判があがることはわかっていたと思います。ただ、増員をジャニー社長と話し合って決めたと語っているように、結局はメンバーの中身も含め“上”の了解を取らなければならない。今回、ファンとの間で板挟みとなり、会社人の難しさとともに、ジャニーズファンの怖さのようなものも身に染みて感じているのではないでしょうか」(芸能記者)
空回りしなければいいが…。