賃貸アパート大手のレオパレス21は2月7日、新たに33都府県の1324棟で壁や天井などに施工不良が見つかったと発表。これを受けて、なぜか女優の広瀬すずがネット上でとんだとばっちりを食らった。
話を振り返ると昨年5月、レオパレスの一部の物件で施工不良があったことが判明。全国4万棟弱の全物件を調査した結果、新たな施工不良が発覚した。該当物件の入居者は計1万4443人。このうち天井の耐火性能が不足する641棟の7782人には速やかに退去を要請。費用は同社が全額負担するという。
入居者にとっては災難だが、なぜか広瀬がネットで叩かれるという不思議な現象が起きている。
「実は、広瀬はレオパレスのイメージキャラクターを務めており、今も同社のHPではCMやWEB限定の動画を観ることができます。そのため“レオパレス=広瀬すず”という印象を持つ人も多く、今回のトラブルで広瀬を連想した人も少ないはずです」(芸能記者)
広瀬にとっても迷惑な話だが、ネット上では「広瀬すずは責任とって、脱げよ!」「レオパレス最低だな、広瀬すずのファン辞めます」とまあ、言いたい放題。しかし、一方では「CMのイメージキャラクターが問題起こしたら損害賠償請求するんだから、広瀬すずもレオパレスに損害賠償請求しよう」との意見や、「レオパレス、やべえな。広瀬すず、助けないと」など彼女を擁護するようなコメントも相次いだ。
「HPの限定ムービーでは、広瀬が恋心を寄せる先輩から『24時間、365日の安心・安全をお届けします』と同社が誇るセキュリティのような言葉をかけられるシーンがありますが、肝心の物件自体に不良があったわけですから、何とも皮肉なセリフに聞こえますね」(前出・芸能記者)
広瀬も損害賠償、請求してみる!?
(石田英明)