芸能

天才テリー伊藤対談「大橋未歩」(3)下ネタはあくまでスパイスですから

テリー しかし、そんな感じで辞めても、なんとかなるのが、大橋さんのすごいところだけどね。

大橋 おかげさまで、辞めた数カ月後には、昔お仕事をさせてもらったつながりから、くりいむしちゅーの有田(哲平)さんの深夜番組(「有田哲平の夢なら醒めないで」)のレギュラーのお話をいただきました。

テリー 今はニッポン放送のラジオ番組「金曜ブラボー。」と‥‥。

大橋 TOKYO MXで「5時に夢中」、あとスカパー!の「PARA SPORTS NEWS アスリートプライド」の3つを担当させてもらってます。

テリー 局アナ時代と比べて、仕事に対する意識は変わった?

大橋 はい。ちょっと臭い言い方になっちゃうんですけど「知らない自分に会えた!」と思いました。

テリー 臭いねェ(笑)。

大橋 アハハハ、局アナ時代はナレーションの仕事がほとんど来なくて、自分の声に自信がなかったんですよ。テリーさんには「下町のおばちゃん声」なんて笑われたし、局の報道でも「その笑い声、どうにかできない?」なんて言われていましたから。

テリー ああ、さっきもそんなこと言っていたね。でも、それって悪い意味で言っていたんじゃないよ。明るいムードがあるから、俺は好きなんだ。

大橋 ありがたいことに、ラジオ番組のスタッフからも、そう言われました。まさかレギュラーのお仕事をいただけるとは思っていなかったので自信も出ましたし、毎週張り切って4時間の生放送をやらせてもらっています。

テリー 今が充実しているっていうのはいいね。「5時に夢中」はどう? マツコ・デラックスさんとか、そうそうたるメンバーが集まっているけど。

大橋 もう皆さん猛者ばっかりで(笑)。両親からは「近所の人に、娘が出ているって言えない」って言われていますけど。

テリー ん、なんで?

大橋 アハハハハ、すぐに過激な下ネタの部分が話題になっちゃうんですよ。

テリー あぁ、そうか。確かにネットでよく話題にされているよな。

大橋 「マスターベーション」みたいな、15年間の局アナ時代にまったく読んだことのないようなニュース原稿が入っているんですよ(苦笑)。

テリー フフフ、番組はわざと大橋さんにそれを言わせたいんだな。

大橋 でも、下ネタはあくまでもスパイスですから。それも含めて、「5時に夢中」という番組には、テレビ東京にも通じる気概を感じるんですよね。

テリー どういうこと?

大橋 やっぱり「予算がない中でどう勝負するか」というところをすごく考えて作られている番組なんです。例えば、現場に行く代わりに新聞記事を毎日読んでゲストがコメントする‥‥みたいなやり方だからこそ、自由な言論が許されているわけですから。

テリー MXは、テレ東よりもっと予算に厳しいよね。

大橋 そうですね。機材も古くて、VTRにナレーションを入れる時、普通はNGを出したら、続きから録り直すことができるんですが、MXはまたアタマから録り直さなきゃいけないんです(笑)。

テリー この前、小林清志さんから昔話で同じようなこと聞いたけど、まだそんな感じなんだ(笑)。

大橋 でも、それが逆に新鮮です。一発勝負の緊張感もありますし、そういう環境で揉まれているので、アナウンサーとしての筋肉がついてきているな、という感覚がありますね。

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