芸能

“2000年に一人の美少女”アイドルをダマした元関係者の悪徳手口!

 3人組アイドルグループ「ゑんら」の滝口ひかりが7月25日、自身のブログにて〈元関係者に騙された〉と明かした。その滝口は“2000年に一人の美少女”として15年に一躍ブレイク。6人家族の滝口家全員が6畳一間に寝るという貧乏ぶりでも注目され、テレビ出演も数多い人気アイドルとして知られる。

 その滝口は元関係者にダマされたと知った時、メンバー以外は誰も信用できなくなるほどの疑心暗鬼に襲われたという。その最悪な状況ながら、ゑんらは最新シングルを1万枚売るというプロジェクトを達成し、〈終わり良ければすべて良しやな 結局騙された人のことももう別になんとも思ってないし〉と吹っ切れたようだ。

「その元関係者は人気テレビ番組の主要スタッフをかたり、旨い話を持ち掛けていたようです。実際には末端スタッフに過ぎず、しかも番組からはすでに外されていたのですが、多少は番組の内情を知っていたことから、言葉巧みにメンバーたちをダマしていたようですね。普通ならグループの関係者に見破られそうなものですが、ゑんらはメンバーによるセルフプロデュースが持ち味。そのため責任をもって外部に対応する“大人”が不在で、そこに付け込まれていたようです」(アイドル誌ライター)

 実のところ、芸能界にはこの手の怪しげな“大人”が少なくない。グラドル志望の女性を「テレビ局に紹介してあげる」と言葉巧みに勧誘し、誰でも応募できるオーディションに連れていくことで信用させるなど、業界事情を知らない素人をダマす手口は枚挙にいとまがない。その一方で芸能界には善意にあふれた大人も少なくなく、それが詐欺まがいの手口を生み出す理由にもなっているという。

「業界関係者の中には《新人を自分の手で育てたい》という思いから、若手タレントやアイドルグループをボランティアで支えているケースが珍しくありません。ライブ動画をテレビ局員が撮影したり、フライヤーを出版社員がデザインしたり、ライブの取材受付を広告代理店マンが手伝うなど、タレントの周りで動いている“大人”の中にはそういった無償協力が少なくないのです。それゆえ、旨い汁を吸ってやろうとの悪知恵を巡らす不届き者も紛れ込みやすく、ゑんらのように被害を受けるケースも。ちゃんとした本業のある大人ならそういったインチキには手を染めないので、芸能志望の若者はぜひ、相手が本物の業界関係者かどうかを見分けるところから始めてほしいものです」(前出・アイドル誌ライター)

 ニセ関係者騒動を乗り越えたゑんらは「10000枚チャレンジ」を達成したことで、8月30日からの全国ワンマンツアーが決定。ヴィレッジヴァンガードとのコラボグッズなど、まともな大人との仕事も順調に進んでいる。これ以上、怪しげな関係者にまとわりつかれないことを祈りたいものだ。

(金田麻有)

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