芸能

「あなたの番です」狂気の熱演で再評価を受ける木村多江の過去の“苦難”

 6月末から新章の「反撃編」に入り、ジワジワと視聴率を上げ話題となっている、「あなたの番です」(日本テレビ系)。7月28日放送の第14話の時点で、真犯人は依然としてわからずじまいだが、その中で相変わらず存在感を見せているのが、「榎本早苗」を演じる木村多江だ。

「このドラマの殺人犯は1人ではない。現に早苗も1人を殺し、逮捕されていますからね。そんな中、“真犯人”はやはり主人公の手塚翔太(田中圭)の妻・菜奈(原田知世)を殺した人物ではないかと、ネット上でももっぱらです。その点、早苗はすでにドラマの中心人物ではないのですが、それでも息子の総一(荒木飛翔)のために犯行をした取り調べで、木村は迫真の演技を見せている。もともと“薄幸の女”をやらせたら日本一とも言われていた木村ですが、『あな番』では狂気な振る舞いを見せ、時には“従順なウソ”をつくといった難しい役どころを起用にこなし、業界内では改めて評価が上がっているようです」(芸能関係者)

 木村は大学在学中から「美少女戦士セーラームーン」などの舞台女優として活動を始めたが、21歳の時に父親が他界したため、アルバイトで家計を支えたという過去がある。

「20代の後半は働き詰めで睡眠がほとんどとれなかったといいますが、そうした経験が、役者人生を切り開くことになった“不幸な役が板につく女優”の評価を定着させた所以かもしれません。14話では留置場で寝具をほどき、中の綿をどんどん口に運ぶのですが、白目が剥き出しで実にリアル。あのレベルの演技ができる美人女優は、他に見当たりませんよ」(ドラマ制作会社関係者)

 まだまだオファーは増えそうだ。

(津田昌平)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「花咲舞が黙ってない」第3シリーズ「主演候補」は今田美桜のほかにもうひとりいた
2
やす子に異変!最大のストレス発散法「貯金額を見る」で大いに問題になること
3
【悲願構想】巨人「築地ドーム球場建設」2034年に本拠地移転でついに「松井秀喜監督」を誕生させる
4
テレビ朝日・斎藤ちはるアナ「ラグビー姫野和樹とお泊まり交際」に局内大歓迎の理由
5
佐々木朗希・佐藤輝明・堂林翔太の「欠陥プロ野球カード」に「マニア大量購入⇒高額転売」のウハウハ