スポーツ

“狭き門”の東京五輪チケット、文科省職員は「スポンサー枠」でご観戦!?

 かなりの狭き門だった2020年東京オリンピックの第1次チケット販売。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、8月にも「敗者復活」となる追加の抽選販売することが発表された。抽選販売の受付は8月8日から始まる。

 多くの国民が五輪のチケット獲得に躍起になっている中で、全国会議員が、東京オリンピック・パラリンピック大会推進議員連盟の幹事長から「特別枠はなし」と通達された。霞ヶ関の各省庁も「チケットをおねだりしないように」と関係者から文書で通達があったという。その中で、なぜか文部科学省職員だけは余裕の表情だという。ある文科省幹部職員はその“裏事情”についてこんなふうに証言する。

「それはズバリ『スポンサー枠』です。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、管轄官庁である文部科学省が莫大な予算をつぎこんでいます。いわば組織委員会にとっては強力なスポンサー。彼らを無視することはできません。『コネ枠だ』と批判されることを怖れて一般チケットに応募していた職員は少なかったように思いますが、もしかしたら、『スポンサー枠として配布されるチケットなら文句もいわれないので大丈夫』と思っているのではないでしょうか」

 この職員によれば、開催ギリギリには職員向けにチケットが配られるのではないか、ともいう。五輪開幕後、関係者枠の席はズラリと文部科学省の職員らで占められる、などということもありうるのか…。

 こうした証言について当の文科省は、〈文部科学省(スポーツ庁)に対して、「スポンサー枠」として東京2020組織委員会から観戦チケットが配分されることは一切なく、誤解を招く記述は誠に遺憾であります〉(スポーツ庁オリンピック・パラリンピック課)と証言を完全に否定したうえで、遺憾の意を示す見解を本サイトに寄せた。

 かなりの高倍率である東京五輪チケットだけに、今後も様々な仰天情報が飛び交うことが予想されるが、本サイトでは引き続き、こうした、チケットに関連した問題に対しても注視していきたい。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
ロッテ・佐々木朗希「日本ハムに3対1の電撃トレード」謎の投稿が激論に!
2
DeNA筒香嘉智の逆転本塁打を「美談にするな」!江本孟紀が異論「アメリカで成功しなかった人が…」
3
「巨人・大城卓三はFA宣言して巨人を出ていく」高木豊の見解を後押しする「阿部監督の起用法」と「契約」
4
岡田監督と不協和音!阪神・佐藤輝明「怒りの2軍落ち」で問題視された「試合に向かう姿勢」
5
トレバー・バウアー「メジャーリーグに動きなし」で「DeNA復帰」Xデーは交流戦明け