芸能

バービー、コロナ禍の「下りが見えた」発言が大炎上した複合的な理由とは?

 お笑いコンビ・フォーリンラブのバービーが4月28日放送の「ひるおび!」(TBS系)に出演、前日に発表された東京都内の新型コロナウイルス感染者数について「やっと下りが見えてきた」とコメントし、これが反発を招いている。

 東京都は27日、1日当たりの都民の感染者数としては、3月30日以来の50人を下回る39人となり、100人を超えることが大半だった感染者数が減少。番組ではまず、レギュラー出演者で弁護士の八代英輝氏は「外出自粛が徐々に浸透してきた感がある。それを反映しているのであれば、一安心はつけるんでしょうけど、まだとても気を緩められるようなレベルではない」と主張した。続けて、バービーも「ずっと数字的に山を登っている時間が長かった。やっと下りが見えてきたんだなと思えると、ちょっと自粛で頑張ってきたところも救われるかなと思う」と話し、「一安心はまだできないという感じですけど…」とも語ったのだ。

「そもそも土曜から日曜にかけては医療機関に持ち込まれる検体の数が少ないとの事情などから月曜の感染者数は少なくなりがちです。とはいえ、約1カ月ぶりに50人を下回ったことは事実で、八代もバービーも気を緩めてはダメだとしつつ、感染者の減少には安堵している様子でした。まったく、率直な感想と言っていいんでしょうが、それでも、ネットではとりわけ、バービーの『やっと下りが…』発言に『GW前に言うべきではない。もう少し言葉に責任持ってください』『現在、我が国では非常事態宣言発出中です。その最中、貴方のコメントは今必要とは致しておりません』『芸人は黙っといて。GW前にこんな警戒感の低下を招く情報発信する意味がわからない』との反発が続出。緊急事態宣言が発出されてまだ20日ほどしか経過しておらず、この程度の期間でコロナ終息への“下りが見える“はずがないとの声が殺到してしまう結果となりました。実際この発言があった28日夕方判明した都内の感染者数は112人とまた、3ケタに戻りましたからね」(テレビ誌ライター)

 八代氏と大筋では変わらない趣旨のコメントを残しているのに、芸人というだけで、専門知識を持ち合わせていないというイメージから、バービーにとっては必要以上に酷な反響を招いてしまったようだ。また、GW前というタイミングも、気が緩む視聴者が増えるのではないかという警戒心を視聴者に強く抱かせたのだろう。それほど、ピリピリしている視聴者がいまだ多い異常な状況ということかもしれない。

(木村慎吾)

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