芸能

手越祐也、会見裏動画で見せたスタッフとの“タメ口”の違和感と危うさ

 6月23日に緊急記者会見をネット生中継した元NEWSの手越祐也が、25日にさっそく会見の舞台裏をYouTubeの「手越祐也チャンネル」にて公開した。

 9分あまりの動画では会見前のリラックスした様子や、立ち位置を確認する姿などを紹介。その舞台裏映像について芸能ライターが感心した様子で語る。

「記者会見自体はPR代理店に発注すれば会場の手配からマスコミへの案内、当日の運営まですべてを仕切ってくれるもの。動画内で手越を先導していたスーツ姿のスタッフたちは、おそらく代理店のスタッフでしょう。その一方で会見場に撮影班を入れ、わずか1日でこの動画を編集した手際の良さからは、裏で絵を描いている人物がいることは確実。動画ではファンクラブ用に写真撮影する様子も映し出されており、素人レベルの企みでないことは明らかですね」

 手越自身、3月くらいからは様々なビジネスパートナーと打ち合わせや会食を続けてきたと明かしている。それゆえ今回の会見も「チーム手越」が仕掛けたものと考えられるが、この動画では、そのチームに危うさを感じる箇所もあったというのだ。

「何より気になったのは、インタビュー風に手越と会話するスタッフが《短パンだしね》《晩ごはん何食べた?》などと終始タメ口だったこと。会見直前には《テゴにゃんがんばって》と声掛けしており、相当近しい関係であることを匂わせていました。しかしこういった態度を外部に見せることは本来、芸能界的にはアウト。世間に対して公開する動画において仲間内の馴れ馴れしさを見せるのは、プライベートと仕事の切り分けができていないことを示しています」(前出・芸能ライター)

 ライブ映像では本番前の舞台裏シーンを公開することは珍しくないが、そういった映像でスタッフが出演者に対してタメ口や愛称で呼びかけることなどめったにないものだ。しかしチーム手越のスタッフは一発目の動画から、その禁を破っているのである。

「スタッフと出演者の信頼関係がファンにまで浸透している場合には、あえて普段通りのタメ口を見せることもあります。しかし今回の記者会見では手越以外のスタッフは、あくまで正体不明の裏方でいたはず。そこでタメ口を使ってしまうのは、芸能界の作法に通じていないことに加えて、ファンの存在を意識できていない様も露呈しているのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)

 手越は会場を後にする直前、出待ちするマスコミ陣を念頭に「俺と一緒に出たらみんな写真撮られるんだよ」とスタッフに告げ、「俺だけ先行ってる」との気遣いを見せていた。果たしてスタッフ側には手越と同じような気遣いはできていたのだろうか。(金田麻有)

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