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清原和博、PL時代の後輩に明かした「執行猶予満了の瞬間」の心情とは?

 2016年2月に法律違反の薬物を巡る取締法違反で逮捕され、去る6月15日に執行猶予期間が満了した清原和博氏が、元プロ野球選手、PL学園時代の後輩でもある片岡篤史氏のYouTubeチャンネル〈片岡篤史チャンネル〉の6月27日投稿回〈清原さんおかえりなさい?清原さんに執行猶予中のことなどを語ってもらったよ~♪〉に出演。執行猶予中の思いを明かした。

「高校時代からスーパースターの道を歩いてきたから、“やっぱ天狗やったな”とか思う時あります?」と、かつてなら決して口にできなかったような質問を容赦なく浴びせる片岡氏。しかし清原氏は「天狗通り越して暴慢(荒々しく気ままなこと)やった」と穏やかに返し、これには片岡氏も苦笑いを見せた。

「オレの代わりなんて、おれへんと思ってたし、何してもらうのも当たり前みたいな…。バッターボックスって1人で入らなあかんやん。誰にも助けてもらえへんから、人の力なんか借りんでもええみたいな…」

 そう思っていたと明かす清原氏だが、逮捕から4年の間に様々な人の助けを受けて、人に感謝することを覚え、弱さをさらけ出すことも素直にできるようになったと訥々と語った。

「24時を針が越えた時どうでしたか?」と、執行猶予が終了する瞬間の心境を片岡氏が訊ねると、3日くらい前から何も悪い事をしていないのに再逮捕されてしまうのではないかと何とも言えない不安に駆られ「ちょっと恐かった」と心情を吐露。時計の針が24時を越えた瞬間は思わず深いため息がこぼれたと清原氏は振り返った。

 清原氏が様々な人から助けを受けていたのは何も4年間だけではない。そこに気づいていれば、薬に手を出すこともなかったのかもしれない…。この回では、新型コロナウイルス感染で入院中の片岡氏に、毎日清原氏が花の写真や励ましの言葉を送っていたといったエピソードも明かされている。人が弱い時、苦しい時に手を差し伸べる清原氏は、「番長」っぽい口調こそ以前と同様だが、やはり内面から変わってきているようだった。

(ユーチューブライター・所ひで)

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