芸能

上戸彩「空白の5年」と「3億円生活」秘話(2)CMの契約料は1本3000万

 長男を出産して1年たたない中での連ドラ出演。「空白の5年」を経て決意した裏には、所属する「オスカープロモーション」への思いも見え隠れする。

「ここ2、3年、オスカーのお家騒動で胸を痛めていたようです。今春のトップ人事でも上戸の育ての親、古賀誠一社長が会長になるなどのゴタゴタがあり、屋台骨を支えてきた米倉涼子(44)を筆頭に、草刈民代(55)や岡田結実(20)らのタレントのほか、古賀体制で育った幹部社員も次々と辞めていきましたからね」(芸能プロ関係者)

 だが、上戸はそれに続くことはなかった。それどころか、退社はまったく考えていなかったという。

 コラムニストの峯田淳氏が舞台裏を明かす。

「上戸は古賀会長と折々に面談しています。周囲が騒がしく、去就についても上戸ははっきりと『これまでお世話になったオスカーを辞める気はありません』と伝えた。それを聞いた古賀会長が『ありがとう』と目頭を熱くしたそうです。古賀会長としてもホッとしたのではないでしょうか」

 小学6年生の97年、オスカープロモーション主催の「第7回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞して事務所入り。34年の人生のうち23年間を過ごした事務所に対して、強い恩義を感じているからだ。

「20歳の時にチャイルドケアライセンスの資格を取るなど、大の子供好き。それでも結婚して3年は事務所に遠慮してか、今までどおりに仕事をこなしていました。そして妊娠、出産後も変わらずCMなど活躍の場を設けてくれたことに、ものすごく感謝の念を感じています。タレントたちが続々と離れていく中、私が頑張らないと、という思いもあったのではないでしょうか。出産間もない中で『半沢直樹』への出演を決めたのも、オスカーへの倍返しならぬ、恩返しでしょうね」(芸能プロ関係者)

 上戸は現在「ソフトバンク」「KOSE」「LION」「AOKI」「大阪ガス」など10社以上のCMに出演している。

「CMの契約料は推定3000万円、中には6000万円を超えるものもあると言われています。子育て期間中は仕事を減らしていたとはいえ、CMだけで3億円以上稼いでいたことになる。ドラマのギャラは一本あたり推定100万~120万円。『半沢直樹』が同額かどうかはわかりませんが、今回、本格的に復帰を果たしたことで、今後、さらにCMのオファーが殺到するでしょう」(スポーツ紙記者)

 この5年間の露出は激減していても、悠々とした「3億円生活」だったのだ。

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