芸能

半沢直樹「トリビア10連発」(1)堺雅人は学生時代から数字が苦手!?

20130919u

 他ドラマの視聴率が軒並み10%前後と“連鎖倒産”する中、TBS系ドラマ「半沢直樹」だけは資産運用バッチリ。すでに30%超えも計上した。「やられたらやり返す、倍返しだ!」「自分のしたことを一生悔やんで生きろ!」「お前の破産記念日だ!」と、痛快セリフもポンポン飛び出す下克上ドラマの「裏ネタ」総決算!

 会社内外の敵に真っ向勝負を挑み、中高年男性視聴者から「スカッとする!」と、圧倒的支持を得ているこのドラマ。細部まで丁寧に作り込まれていることも人気を下支えしているが、そこから掘り出した「トリビア」を大放出する!

 ドラマに大きな臨場感を与えているのは、堺雅人(39)が演じる主人公・半沢直樹が、資料の数字に目を落とし、すばやく対処する所作。まるで本物の銀行マンのようだと評判だが、実は、堺は学生時代から数学が大の苦手だという

「高校時代は、経産官僚を目指して国立大を目指したそうですが、数学でつまずいた。国立大を受験した時も数学の答案に『さっぱり解けない』ことを短歌にして書いて提出したほど。結局、数学が試験科目にない早稲田大学第一文学部に進学。そこで高校時代から好きだった演劇の道に進もうと、故・森繁久彌、今村昌平監督らを輩出した名門“演劇研究会”に入ったのです」(芸能ライター)

 半沢役のオファーがあった時も、数学嫌いのトラウマが脳裏をかすめたようで、

「堺さんは『数字がたくさん出てくるセリフがあったらどうしよう』と悩んだそうです。しかし、原作を読み、それほど数字が出てこないことに安堵。逆に『数字の裏側には血の通った人々の営みがある』と意気込んだそうです」(TBS関係者)

 息詰まる頭脳ゲームとともに、ドラマでは、子供たちの間で「半沢走り」としてはやっているというカバンを持っての疾走や、裏金を差し押さえられ暴れだした西大阪スチールの東田社長(宇梶剛士)を観念させた剣道の達人ぶりなど、半沢のアクションも話題だ。が、演じる堺は、運動が苦手だったとか

 演劇研究会から生まれた劇団“東京オレンジ”に入った大学時代を振り返り、

「劇団内で走ったり腹筋したりトレーニングをして体を鍛えていたら、ある時ふいに逆上がりができて一人で喜びましたよ」

 と、月刊誌のインタビューで明かしていたのだ。

 また、主役級はもちろん、半沢たちに敵対心を剥き出しにする脇役陣の活躍が光るのもこのドラマの特徴だが、その一人が、半沢が勤める東京中央銀行の京橋支店・融資課長代理“古里”を怪演した手塚とおる(51)。ドラマでは半沢の気弱な同期・近藤をネチネチいびったものの、半沢に不正の証拠をつかまれたとたん、腰砕けになる情けない役柄だが、過去には、堺が、手塚主演の舞台に脇役で出演したことがあったのだ。

 手塚は、83年、蜷川幸雄氏の舞台でデビューして以来、複数の有名劇団を経験した個性派実力俳優だが、95年に手塚が主演を務めた舞台「本牧マクベス」に、堺は早大の演劇研究会の先輩女優から誘われチョイ役で出演。自身のエッセイで、〈初めてギャラをもらった仕事〉で、その時の手塚を〈舞台上でもすごい迫力で、十歳年下の僕はずっと圧倒されていた。いまでも尊敬している先輩〉と明かしている。

「今回のドラマで再会した2人ですが、現場では手塚さんが『すっかり逆の立場だね』と話すと、堺さんは『いえいえ、何をおっしゃいますか』と恐縮し、『いつかまた小さい小屋で舞台もやりたいね』と、意気投合していました」(前出・TBS関係者)

◆アサヒ芸能9/10発売(9/19号)より

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
ロッテ・佐々木朗希「日本ハムに3対1の電撃トレード」謎の投稿が激論に!
2
落合博満が「ありうるよ」と言うセ・パ交流戦「全12球団9勝9敗で優勝チームなし」の異常事態
3
トレバー・バウアー「メジャーリーグに動きなし」で「DeNA復帰」Xデーは交流戦明け
4
岡田監督と不協和音!阪神・佐藤輝明「怒りの2軍落ち」で問題視された「試合に向かう姿勢」
5
DeNA筒香嘉智の逆転本塁打を「美談にするな」!江本孟紀が異論「アメリカで成功しなかった人が…」