スポーツ

「代打、長嶋一茂」に原辰徳の目は憤怒!?デーブ大久保、「94年のアノ試合」回顧!

 巨人でも活躍した元プロ野球選手・大久保博元氏のYouTubeチャンネル〈デーブ大久保チャンネル〉に、巨人の一軍総合投手コーチを務める宮本和知氏が出演した。

 監督・原辰徳氏の人柄に触れ、大久保氏の「原さんの怒ったのって見たことなくて…」に端を発し、続けて「原さんの代打に一茂さんがいった時に…」の発言に、「あの時は空気が凍ったもんね」と宮本氏が神妙な面持ちで振り返る“原氏、まさかの代打劇”に話が及んだ。12月25日にの投稿回がその動画だ。

 ─1994年は左足アキレス腱の部分断裂から二軍スタートだった原氏。それでも中盤から終盤に向けて調子を取り戻しつつあったのだが、9月7日の対横浜戦、7回裏ワンアウトランナー無しの場面において、長嶋茂雄監督(当時)が告げた原氏の代打は、息子の一茂氏だった。結果はサードゴロで、試合も「1-2」で敗れている。

 動画での大久保氏によると、ベンチに戻ってきた原氏に「原さん…」と声をかけると、「お前さんね、実力の世界なんだよ。この世界は。打てなくて変えられるのはしょうがない」と口にしたのだとか。

 怒らないことに驚いたと話す大久保氏だが、原氏の目は真っ赤になっていた、と怒っていたのではないかと示唆しつつ、当時の印象を振り返ったのだった。

 理不尽とも思える長嶋監督の采配だが、実は長嶋監督も選手時代、1967年5月27日の対中日戦において、当時の川上哲治監督から代打を告げられた経緯がある。試合は「2-5」とやはり勝ちは拾えなかったようだが、あえて原氏を変えることによって「チームのムードを変えたい」「勝機を得たい」…そんな思いは長嶋監督の胸の内にあったかもしれない。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「巨人・大城卓三はFA宣言して巨人を出ていく」高木豊の見解を後押しする「阿部監督の起用法」と「契約」
2
メッツ「藤浪晋太郎はもう使えない」現地メディアが見放しても「引き取り先なし」の絶望的惨状
3
中田翔と山川穂高「投手がビビるのはどっちのスラッガーか」山﨑武司がズバリ判定
4
ロッテ・佐々木朗希「日本ハムに3対1の電撃トレード」謎の投稿が激論に!
5
息子の一生の汚点になる!〝悪事のデパート〟水原一平が砕いた少年の夢に母親が絶句