2月22日、女優・杉咲花が主演する朝ドラ「おちょやん」(NHK)の第56話が放送され、杉咲演じる千代が舞台の上で突然、一平(成田凌)からキスされる展開が、SNSでも大きな反響を呼んでいる。
「このドラマは、上方の人気女優・浪花千栄子をモデルに、大阪の貧しい家に生まれた少女・千代が女優として活躍する生涯を描く物語です。56話では、千代が、一平と舞台『若旦那のハイキング』で共演。ただ、この頃の演劇は検閲が厳しく、男女の恋愛シーンも警察に書き換えられるのが恒例で、2人のクライマックスも抱き合うシーンから手を握り合うシーンに直され、頭を座長の一平頭を抱える。ところが、舞台の初日、千代の唇にキスをしてしまい場内は騒然となったという展開です。これに対してネットでは、《一平、衝撃のキスwww》《一平くん!新鮮すぎる、朝ドラヒロインのファーストキス!》《福助のトランペット講習が、ちゃんと一平の唐突なキスの前振りになっていた》などの声が寄せられました」(芸能ライター)
翌日の放送では、劇場に来ていた警官が大激怒。芝居は即刻中止を言い渡されるも鶴亀株式会社の熊田(西川忠志)たちが警察に必死に頭を下げ、なんとか続けられるようになったのだった。
「実は、杉咲自身がキスシーンを演じるのは、今回が初めてではありません。2018年には大ヒットドラマ『花男』シリーズの続編、『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)で中川大志とキスシーンを演じて大きな話題となりました。さらに同年、映画初主演となる『パーフェクトワールド 君といる奇跡』でも三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典とキスシーンを演じています」(女性誌記者)
ちなみに、杉咲の衝撃映像はキスシーンだけではない。2016年に公開された映画「湯を沸かすほどの熱い愛」では教室でみずからアンダーウエア姿になる熱演ぶりで、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞と新人俳優賞を受賞している。
ファーストキスを奪われた千代。視聴率V字回復の起爆剤となるか。
(窪田史朗)