3月28日深夜の放送で28年の歴史に幕を閉じた「スーパーサッカー」(TBS系)。
最終回では深夜の生放送にもかかわらず、同番組に選手として最多出演を果たした横浜FCの中村俊輔が生出演。
キングカズこと三浦知良やJリーグの村井満チェアマンがVTRでメッセージを贈るなど日本サッカー界の発展に貢献した同番組のラストらしい豪華な内容となった。2001年10月から19年半、MCを務めた加藤浩次は初めてMCに抜擢された同番組のおかげで「がっちりマンデー」(TBS系)のMCに抜擢され、その結果「スッキリ」(日本テレビ系)のMCになれたと回顧。
「スーパーサッカーのスタッフが使ってくれなかったらいまのボクなんか全然ないんですよ」と感謝の言葉を述べた。
3月31日で吉本興業とのエージェント契約も終了する加藤だが、業界内では気になるウワサが。
「『スーパーサッカー』の終了により、動画配信サービス各社による加藤を巡る『サッカー番組MC争奪戦』が勃発しそうなんですよ」と語るのは芸能関係者だ。その背景にはサッカー関係者からの「信頼」があったという。続けてもらおう。
「サッカーファンの支持だけでなく『加藤の番組だったらゲスト出演する』という現役サッカー選手も少なくない。昨年『やべっちFC』(テレビ朝日系)の終了からわずか2カ月でDAZNが矢部浩之を起用した『やべっちスタジアム』がスタートしたように、加藤のサッカー番組がいつ始まってもおかしくありません」
ギャラアップの可能性まで囁かれている。
「景気の良い海外資本の配信サービスなら『スーパーサッカー以上のギャラ』が提示される可能性もあります」(前出・芸能関係者)
加藤のサッカー番組復帰を楽しみに待ちたい。
(川瀬大輔)