芸能

鬼束ちひろ、逮捕でも驚きの声が出ない“激変”前に抱えたストレスと二面性

 11月28日夕方、渋谷区の路上で救急車に蹴りを入れ車体を傷つけたとして、器物損壊容疑で現行犯逮捕された、歌手の鬼束ちひろ容疑者。

 鬼束容疑者は現場近くで友人の女性とパチンコをしていたが、その女性の体調が悪くなったため救急車を呼び乗せようとしていたという。しかし、鬼束容疑者によれば「通行人に嫌みを言われパニックになって(救急車を)蹴った」といい、車体を3センチほどへこませたのだという。

「結局、友人女性は別の救急車で搬送されることになり、一方の鬼束については、一部スポーツ紙で目撃者の情報として『泥酔したような様子だった』とも報じられ、逮捕後、薬物検査をするため病院へ向かったとも伝えられています」(芸能ライター)

 鬼束容疑者は昨年に歌手デビュー20周年を迎え、今年2月にも新曲をリリースするなど、目立った活躍はないものの、音楽活動を精力的に続けていたことから、今回の事件は世間に衝撃を与えそうなものだが、特にファンの間では驚きの声がほとんど聞こえてこない。

「鬼束は2000年のデビュー年に出した『月光』で大ブレイクしましたが、04からはマネジメント契約切れや体調不良により活動休止を繰り返し、10年には交際相手から受けた暴力事件が発覚。そのあたりからド派手メイクに体にタトゥーを入れ始めるなど容姿が激変し、ネット上では《いったい何があった!?》と騒然となりました。揚げ句に12年に開設したツイッターで突如『あ~和田アキコ殺してえ』『なんとか紳助も殺してえ』などと投稿したことで、大炎上を呼ぶととともに精神的な部分を心配されました。その“激変”前にパニック障害を患い自死未遂の経験があることをエッセイ集でも告白しており、ブレイク時の作られた清楚イメージが相当なストレスを生んでいたこともあったようです」(芸能ライター)

 そんなイメージから今回、《やっぱり…》といった声もあがっているわけだが、昨今では見た目もむしろお姉さん系の美女となり、安定した音楽生活を送っていた様子。いったい何があったのか。

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