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「阪神黄金期」バースとブーマー同時入団あった!?仰天構想と頓挫の理由

 プロ野球の1984年から86年を振り返ると、84年には阪急ブレーブス(現、オリックス・バファローズ)のブーマー・ウェルズが外国人選手初となる三冠王に輝き、リーグ優勝にも貢献。85年、86年は阪神タイガースのランディ・バースが、外国人選手としては日本プロ野球最多となる2年連続、2度の三冠王を獲得。85年には西武ライオンズとの日本シリーズを制し、阪神を2リーグ制になってから初の日本一に導く立役者に…と、3年連続で外国人選手が三冠王を獲る前代未聞の時代だった。

 阪神─ダイエー─ヤクルトと渡り歩いた池田親興氏のYouTubeチャンネル「たかほー 池田親興のちかチャンネル!」の12月16日付け投稿回に、掛布雅之氏が出演。83年から日本プロ野球界入りしたブーマー、バースの両氏が、実は阪神に同時入団する可能性があったことを明かしている。

「安藤さんがいたときに、バースとブーマーを取れたんだって。ポジションが違えば、2人とも…」と掛布氏。安藤さんとは当時、監督を務めていた安藤統男氏のことだが、バースとブーマーの両氏は一塁手でポジションがかぶることから、「左バッターでカケ(掛布氏)を助けられるような、もう一枚、左がいたほうがいいんじゃないかという安藤さんの戦力分析の中で、ブーマーではなくバースを選択したらしいの」と語り、「どちらかがね、外野を守れてたら、あの2人(阪神に)、来てる」と明かしたのだ。

 これに池田氏も「え~!? これ結構、衝撃的な話じゃないですか!」と仰天。ブーマー、バースの両氏が同時入団していたら、阪神はどこまで強くなっていたことだろう。ぜひ安藤氏も招いて、当時のいきさつなどを訊ねてもらいたいところだ。

(ユーチューブライター・所ひで)

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