芸能

能年玲奈の深刻な“あまロス”症候群

 岩手県の達増(たっそ)拓也知事(49)が大ヒットした朝ドラ「あまちゃん」の続編をNHKが検討中であることを明かしたのは23日のことだった。

 昨年大晦日の「第64回NHK紅白歌合戦」でも、話題をかっさらったのは「あまちゃん」の特別コーナーにほかならない。視聴率はコーナー開始とともに上昇し、15分間で40%台から一気に50%にまでハネ上がった。

 ヒロイン・天野アキを演じた能年玲奈(20)は紅白PR大使も務めたことから、リハーサル段階から大忙し。それでも待ち望んだ“あまちゃんファミリーの再集結に胸躍らせていた。NHK関係者が語る。

「昨年12月29日にNHKホールで行われた出場歌手のリハーサルを見にお忍びで来場し、ステージを食い入るように見つめていました。楽しそうにリハーサルはしているんですが、出番を待つステージ上では、途端に天野アキから能年玲奈に戻ってしまうんです。猫背で口は半開きで、手はモジモジして落ち着きがない。挙動不審でしたね。1度、ステージの左端に紅組司会の綾瀬はるか、右端に能年が立ち“天然ツートップ”が並び立ったと話題になりました」

 母親の天野春子を演じた小泉今日子(47)は同30日にサングラス姿で髪をかき分けながら颯爽とNHK入り。その際には同局の会長を筆頭とした重役クラスが横一列に並んで“お出迎え”という。能年は記者から感想を求めても、しばしフリーズし、なかなか言葉が出てこなかったという。ところが、「アキちゃん、紅白はどうでしたか?」と聞かれるや、様子が一変! 間髪いれず

「おら、楽しかっただ!」

と大きな声で答えたのだ。ある芸能関係者が語る。

「能年さん本人が1番の“あまロス患者”と言われていますが、それも納得。彼女は9日付のブログで『紅白歌合戦、まだ余韻が残っています』とつづり、『ママ(小泉)も鈴鹿さん(薬師丸ひろ子)もかっこよくて、GMTアメ女と潮騒のメモリーズも楽しくって録画を見直してます』と、“あまロス”が再発したことを告白しています」

 今夏にはヤンキー学生に扮する主演映画「ホットロード」の公開が迫っているが、この調子ではその撮影にも支障をきたしそう。冒頭の知事発言をもっとも喜んだのは能年本人かもしれない。

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