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長嶋茂雄、江川卓が今でも鮮明に記憶する「ゴルフでもミラクル」ショットとは!?

 日本列島で今年最も早く桜の開花が観測されたのは沖縄県那覇市で、1月11日のことだった。平年並みは3月24日とされる東京もだいぶ暖かくなってきたが、開花日予想もそろそろ気になってくる。

 そんな桜とあの「ミスター」にまつわるオモシロ豪快エピソードを元巨人の江川卓氏が、みずからのYouTubeチャンネル〈江川卓のたかされ【江川卓 公式チャンネル】〉で披露していた。去る2月22日付け投稿回〈【長嶋茂雄ミラクル】ゴルフでの伝説エピソード!「桜散る散る事件」の真相とは!?江川卓の趣味!〉でのこと。

 江川氏いわく、それは三十数年前の話。現在、巨人の終身名誉監督を務める長嶋茂雄氏と箱根カントリークラブのゴルフコースを一緒に回った時のことだという。季節は春で、パー4の9番ホール。長嶋氏が打ったティーショットは、右サイドの桜並木に飛び込み、桜がパラパラと散った後、ボールが深いラフにポトリと落下した。

 一方、江川氏はティーショットをフェアウェイのド真ん中に会心の一打を放ち、「勝った!」と内心ガッツポーズだったそうだ。

 長嶋氏のラフからの一打は、普通に考えれば9番アイアンかサンドウェッジで出すのがいいところなのだが、長嶋氏が選択したのは、下手をすれば空振りの可能性もある難易度の高い3番アイアン。ところが、そのショットはグリーンに一直線…ピン奥10m、みごと3打でバーディとし、江川氏は結果4打でパーと敗北を喫したのだそうで、その時の光景は今も鮮明に記憶しているという。

「桜散る散る事件と言ってもいいですね。箱根の9番ホール、忘れもしません」

 とスタッフの笑いを誘ったのだった。

 監督時代には「メイクミラクル」を完成させた長嶋氏。ゴルフでも「ミラクル」を炸裂させていたとはさすがである。

(ユーブライター・所ひで)

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