芸能

福澤朗、「鉄道沿線歩き旅」で番組ファンを唸らせた!“汚名返上”の一手とは

 4月2日の「土曜スペシャル」(テレビ東京系)で放送された「鉄道沿線歩き旅」で福澤朗が意外な手腕を発揮し、ファンから驚きの声が上がっている。

「アナウンサーでしっかりしたイメージが強い福澤ですが、同旅番組ではミスを連発しています。前回はおしゃべりに夢中になって、立ち寄らないといけない駅を見落としたことがありました。かなり歩いてから通り過ぎたことに気づき、戻るはめになっています。この番組での福澤のイメージは“うっかりキャラ”です」(テレビ誌ライター)

 だが、今回は汚名返上する見事な策を繰り出した。2日目に福澤はゲストの千原せいじと山之内すずに対して驚くべき提案をしたのである。

 その2日目は新鎌ヶ谷駅を目標にしていたが、せいじが足を痛めたことでペースダウンし、たどり着くのは難しくなった。すると福澤は目標を6駅手前の柏駅にする代わりに、1駅間だけ列車を利用できる権利を翌日に持ち越しさせてほしいとお願いしたのだ。

「列車利用権利を獲得したのは山之内。山之内とせいじは2日目までの出演で、3日目は別の人になりますが、2人にしてみれば権利は自分たちが使いたいと考えるのが当然。簡単には飲めない条件です。そこで目標を手前に変更することで了承させた。うっかりキャラからは考えられない交渉術でした」(テレビ誌ライター)

 だが、目標を手前にすれば、最終日となる3日目の距離は増えることに。ただ問題を先送りにしただけで、決して上策とは言えないとの指摘も。

「それも福澤には考えがあったようです。新鎌ヶ谷駅までの東武アーバンパークラインは駅間が短めなんです。それに対して3日目の京成成田空港線は駅間が長い。同じ1駅でもかなり違います。鉄道利用権利を使うなら、2日目ではなく3日目のほうがいい。福澤は鉄道好きですから、この辺の計算は事前に頭の中にあったのではないでしょうか」(前出・テレビ誌ライター)

 そんな鉄道利用術を駆使しても、結果は失敗に終わった。だが、千原せいじが足を引っ張った絶望的な状況から、あと少しの所まで持っていくことができたのは策のおかげと言えるだろう。うっかりミスをすることなく、見事な手腕を発揮した福澤朗。次の旅でどんなアイデアを見せてくれるのか楽しみだ。

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