芸能

テレビ東京「三匹のおっさん」に惨敗したフジが金8から撤退の憂き目に

 北大路欣也主演の連続ドラマ「三匹のおっさん~正義の味方、見参!!~」が、新記録を打ち立てた。3月14日放送の最終回2時間スペシャルで、テレ東史上最高の平均視聴率(12.6%)を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 1989年以降のプライムタイム(19~23時)のレギュラードラマ(時代劇を除く)のうち、同局歴代1位に躍り出た。

 これまでのトップは90年5月27日放送の「ぼくが医者をやめた理由」の10.9%。「三匹──」は初回(1月17日、2時間スペシャル)でいきなりの11.6%を記録し、幸先のいいスタートを切っており、高視聴率が期待されていた。全8話の平均視聴率は10.6%となり、全話平均2ケタ超えの数字も同局初だという。

 有川浩の同名小説をドラマ化。私設自警団を結成した三匹のおっさんが、町内の悪を叩き斬る姿を描いた痛快エンターテインメントだ。

「北大路欽也、泉谷しげる、志賀廣太郎のおっさんトリオが楽しそうに、生き生きと演じていた。見ていたのは同年代で、普段の生活でボヤいたり、世を憂えている世代。彼らは現実には無理だけど、世の中の理不尽なことに鉄槌を加えたいと思っている。そんな願望をドラマの中とはいえきっちり叶えてくれるわけだから、そりゃスカッとしますよね」(テレビ誌記者)

 テレ東の金8ドラマは船越英一郎主演の「刑事吉永誠一 涙の事件簿」で幕開け。初回8.5%、平均6.8%を記録。「三匹──」の大成功で、まだまだ数字が取れることがわかり、テレ東も攻めの姿勢だ。  

 裏番組の「天誅~闇の仕置人~」が平均7.2%の低視聴率に終わったフジテレビは、金8ドラマ枠からの撤退を決めた。

 イケイケのテレ東4月クールは、名取裕子主演の「マルホの女~保険犯罪調査員~」で勝負を賭ける。

「勧善懲悪のドラマは変わらす。今度は名取裕子と麻生祐未の熟女コンビが、掛け合い漫才のようなテンポのいいしゃべくりで大いに笑わせ、巧妙な謎解きサスペンスであっと驚かせてくれる。セクシーさに衰えのない2人なので、熟女ならではのお色気サービスもあるかもしれませんよ」(芸能ライター)

 そのあたりも期待できそうだ。

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