政治

生稲晃子は岸田総理が大嫌いなのか…都合の悪い質問は無視で「無責任だ」のブーイング

 参院選東京選挙区で自民党から立候補している、元おニャン子クラブでタレントの生稲晃子氏に「無責任候補だ」との批判が、SNSで繰り広げられている。

 NHKが6月22日の公示後に実施した参院選候補者全員アンケートでは無回答が多く、特に「岸田政権の政権運営への評価」の項目で、同じ東京選挙区で自民党公認の朝日健太郎候補が「大いに評価する」と回答している一方で、生稲氏は「無回答」だった。国会議員にとって現政権への評価は基本的問題だが、生稲氏はNHKをバカにしているのか、それとも岸田政権に反旗を翻しているのか。

 生稲氏は東京でトップ当選をうかがう勢いの中、ここにきてうしろ指をさされている。「アンケートに無回答で個別政策を語らないのは無責任」「彼女が当選するかどうかは、日本の民度を示すリトマス試験紙だ」などのツイートが目立ってきているのだ。

 生稲氏は同アンケートで、議員になったら最も取り組みたい課題は「社会政策」と回答。その他、社会保障の給付と負担の問題、新型コロナウイルス対策、皇室関連、選択的夫婦別姓問題などには無回答。対照的に憲法改正、緊急事態条項の新設などについては、明確に「賛成」と答えている。

 生稲氏は自身が乳ガン治療で苦しんだ体験を生かし、「誰もが働きやすい国を作りたい」との公約を掲げて選挙活動をしている。一方では、

「東京・有楽町での第一声に安倍晋三元総理が駆けつけるなど、安倍派が全面バックアップしているとされます。事実、アンケートからは、安倍派の代弁者という印象しか感じられません」(政治部デスク)

 このアンケート自体に回答していない自民党候補者は、比例の2人のみ。回答している中で、岸田政権の政権運営の評価について「無回答」の候補者は比例で有里真穂氏と、選挙区では生稲氏と鶴保庸介氏(和歌山)の2人だけ。ちなみに有里氏は憲法改正を参院選の最大の争点としたいとしている。芸能活動経験のある自民党候補では、三原じゅん子氏(神奈川)、今井絵里子氏(比例)は「大いに評価する」と回答した。永田町関係者は、

「マスコミのアンケートは、選対事務所が回答するもの。選挙中はもちろん、当選後も余計な憶測を生まないように考慮するものなのに、対応が上手くない。選挙中、与党からの政権批判はご法度のはずですが、よほど岸田総理のことが嫌いなのかと勘繰ってしまいます」

 案外、図星…なのかもしれない。

(健田ミナミ)

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