芸能

中尾ミエ「お前は器用貧乏でダメだと言われた」

●ゲスト:中尾ミエ(なかお・みえ) 1946年、福岡県生まれ。61年、園まり・伊東ゆかりらと「スパーク3人娘」結成。翌年、「可愛いベイビー」で歌手デビューし、100万枚を超える大ヒットに。以降は映画・ドラマ・バラエティー番組などで活躍。歯に衣着せぬトークは人気を博し、現在は「5時に夢中!」(TOKYO MX)に毎週金曜のコメンテーターとしてレギュラー出演中。3年ぶりの再演となるミュージカル「ピピン」が8月30日より東急シアターオーブにて上演開始(大阪公演は9月23日よりオリックス劇場)。7月21日、「人生もっともっと楽しまなくちゃ!」(宝島社)発売予定。

 歯に衣着せぬ鋭いトークで、最近はコメンテーターとしての地位も確立した中尾ミエ。16歳で「可愛いベイビー」が大ヒットし、一躍大スターの仲間入りをした当時は事務所の社長宅に住んでいたという。果たしてその生活ぶりとは? マル秘エピソードに天才テリーも思わず驚愕!

中尾 どうもしばらくです。会いませんね、最近。

テリー ねぇ。前までスポーツジムが一緒で、時々会ってましたけど。でも、元気そうで。

中尾 最近はみんな年取っても若いから。私たちの年代って、けっこう元気ですよ。

テリー 76歳になったの?

中尾 そう。6月6日に。

テリー 何か変わった?

中尾 別に76歳になったから何か変わるわけじゃないですけど、やっぱりもう先が見えてきてるから、時間がないと思いますよね。だから、「やりたいことは今すぐやらないと、間に合わない」っていう感じ。

テリー やりたいこと?

中尾 人に会うとかね。日々生きてると新しい人に出会うじゃないですか。1人でも多くの人に、なるべく会いたいと思いますね。

テリー 今でも新しい人とそんなに出会う?

中尾 私は会いますよ。この間も女子会に新しい人が1人加入したし。友達が友達を連れてきたりして、増えていくんですよ。

テリー ミエさん、女子会なんてやってるんだ。若いなぁ! 食事しながら話したりするの?

中尾 そうそう。とりとめのない話ばっかりですけどね。みんな、どっちかというと私の子供ぐらいの年齢だから。

テリー そんなに若いんだ。じゃあ、ミエさんが全部おごるの?

中尾 ううん、割り勘(笑)。といっても、私が政所(万どころ)で、あとは千どころ、百どころ、十どころとか。1まであるから一番安い人には数円だけ払ってもらうんですよ。

テリー おごってあげればいいじゃない。

中尾 違うのよ。1円も払わないで「いつもご馳走になります」だと、みんな恐縮するじゃない。1円でも払えば、一応「お金出しました」っていうことになるから、その人も気が楽なんですよ。

テリー ああ、そういうことか。女子会はいつも都内でやってるの?

中尾 そうね。でも、私は仕事で地方に行った時も、けっこうマメに人と会ってますよ。港ごとにマネージャーがいて、そこに仕切る人が必ずいるんですよ。

テリー へぇ、元気だなぁ。

中尾 人に会いに行くのがメインで、仕事はついでみたいな。だから、楽しいですよ。

テリー 地方での仕事っていうのは歌で?

中尾 最近は舞台が多くてコンサートは減りましたね。

テリー まぁ、コロナもあったしね。

中尾 でも私、コロナでの舞台のキャンセルは1つもなかったんですよ。うまくかいくぐって。

テリー あ、そう。それは幸せだな。だって特に演歌の人とかは全然仕事ないって言ってましたよ。

中尾 なんか私は逆にね、今まででいちばん多かった。

テリー 若いうちから舞台とかもやっておいてよかったよね。

中尾 いろんなことをやってきましたからね。昔はね、「お前は器用貧乏でダメだ」とかって言われましたけど、今は結果、身を助けてる状況ですね。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
DeNA大型新人・度会隆輝「とうとう2軍落ち」に球団内で出ていた「別の意見」
2
「趣味でUber Eats配達員をやってる」オードリー若林正恭に「必死の生活者」が感じること
3
豊臣秀吉の悪口に反論したら「耳と鼻をそがれて首を刎ねられた」悲劇の茶人
4
桑田真澄に「偉業を全て盗まれた」同級生の元バッテリー捕手が明かす「ほとんど完全試合」時代
5
「3Aで最多安打記録」巨人に新加入の外国人ヘルナンデスに「超不吉なデータ」