芸能

フェンシング協会「不祥事続発」で崖っぷち!武井壮会長が謝罪よりも訴えた「言い分」

 6月に実施されたフェンシングエペ日本代表の沖縄合宿について日本フェンシング協会は7月2日に理事会を開き、日本オリンピック協会に総額200万円の助成金申請を行わないと決定した。

 協会によると、合宿中に申請対象だった選手、コーチの一部が家族と同じ部屋にいたことが分かり、税金が財源となっている助成金を申請するのは「不適切」と判断したという。差額は協会の財源から支出する予定となった。

 理事会に出席したフェンシング協会の武井壮会長は、合宿の中身について自由時間が多い印象を受けたと話しつつも、気分転換や競技の練習、持続力が、

「落ちない点は達成できると感じたことが多かった」

 と話した。また3日に生出演した情報番組「サンデー・ジャポン」(TBS系)では、不適切な行動に対する謝罪よりも、世界一メンバーの練習に対する自主的な動きの必要性について、こう訴えたのだった。

「適切にトレーニングすることができる。10時間かけていた練習を削っても同じかそれ以上の成果が出るスポーツ界であるべき」

 だが、スポーツ紙運動部デスクは次のように嘆くのである。

「武井会長としては、改革を訴えることでフェンシングの素人を起用した協会に恩返しをしたいのだと思いますが、先日も日本代表の女性選手と、元日本代表の男性選手の不貞関係が報じられるなど脇の甘さが目立っている。ヘタをすれば武井会長の価値も落としかねない」

 この難局をどう乗り越えるのか。会長としての手腕が試されている。

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