連日、旧統一教会叩きを続ける「ミヤネ屋」(読売テレビ)と、窮地に立たされた旧統一教会。両者の対立は、ついに全面抗争へと発展していく…。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)によって「爆弾」が落とされたのは、日本テレビの大型チャリティ番組「24時間テレビ」の前日だった。公式サイト上で「異常な過熱報道に関する注意喚起(2)」として、次のように発表したのだ。
《当法人の女性信徒がボランティアスタッフとして7年間にもわたって関わり、番組ボランティアをまとめる中心的な立場で活躍していたことが分かりました》
さらに、《「24時間テレビ」2014年番組テロップより *参加ボランティア団体として「世界基督教統一神霊協会・能登教会」を番組で紹介している》とのキャプション入りで、実際のテレビ画面を貼りつけて公表したのである。
ジャーナリストの鈴木エイト氏が解説する。
「政治家にやってきたことと同様に、マスメディアをコントロールしようとしているのです。旧統一教会としては『24時間テレビ』に信者がボランティアとして参加していたという事実を明かすことで、テレビ局側はこれまで自分たちをまともな団体として扱ってきたという証拠にしようとしているのでしょう」
日テレは8月26日、公式サイトで《(テレビ画像は)弊社系列のテレビ金沢が2014年7月27日にローカルエリアで放送したものと、テレビ金沢から報告を受けています。2014年の弊社『24時間テレビ』の中で放送されたものではなく、全国放送はされていません》と説明し、日テレ本体と教会との関係を否定した。とはいえ、戦いの火蓋は切られた格好だ。
「教団の狙いは日本テレビ系列で放送されている『ミヤネ屋』潰しです。今後も第2、第3の爆弾が落とされるでしょう」(社会部記者)
果たして「ミヤネ屋VS旧統一教会」の行方は…。そして、「ミヤネ屋」がなぜ他の追随を許さぬ独走スクープを出し続けられるのか。その秘密については、発売中の「週刊アサヒ芸能」(9月15日号)が詳報している!