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衝撃!裏プロ野球(1)名コーチの「夜の肉弾戦」を強制観戦!連れ込み旅館に来るよう命じられ…

 今年、ヘエ~ッと思ったニュースが、都内のハプバーが警察に摘発された一件である。既にその実態をご存じの読者諸氏も多いだろう。

 捜査員が店内に踏み込むと、個室にいたスッポンポンの若い男女が、マジックミラーの向こうにいる客に見せつけるように激しく交わっていたという。世の中「見せたがり」がいれば、逆に「見たがり」もいる。これはコインの裏表だろう。

 実は私はかつて「私設ハプバー」に招待された経験がある。どうして招待を受けるハメになったのか、いまだにわからない。

 プロ野球担当記者の私はかつて、X球団のQコーチと仲良くなった。30代中盤で、ガッチリとしたタイプだった。現役時代の実績はそれほどではなかったが、熱心な指導には定評があった。

 コーチの中には特殊な能力を持ったタイプがいる。例えば読唇術。投手がマウンドで捕手らと話をする時、必ずグラブで口元を隠す。相手チームに口の動きで何を話しているか分かるスタッフがいるからだ。

 三塁ベースに立つのは博才があるタイプだ。ゴーか、ストップか。打球の速さ、走者の脚力、相手外野手の肩の強弱、屋外球場なら風の向きなどを判断して、瞬時に決める。賭け事に強いという素養は必須だ。他にもサイン盗みや投手の癖を見抜くなど、様々である。プロの世界は奥深い。

 Qコーチも、そうした特殊能力を持つ名参謀だった。そのコツについて根掘り葉掘り尋ねたことはなかったが、なぜか私を気に入って、たまに食事に誘ってくれた。

 知り合って何年目かの真夏だった。取材先はQコーチの本拠地球場である。当日移動で、その日は挨拶ができなかった。

 翌日の午前中、街中を散歩していて、大通りに面したホテルの前を通りかかった。喫茶店のガラス越しにQコーチの姿が見えた。目尻を下げて笑っていた。

 その向かいの席には、和服姿の女性が座っている。たとえるなら、女優の山本陽子か、岩下志麻か。すこぶる美人である。手を振ろうと思ったが、いい雰囲気を壊しそうだ。そっと離れた。

 この日の試合前、練習を終えたQコーチが私に近づき、小さなメモ書きを渡してきた。そこには旅館の名前と場所が書いてある。

「仕事が終わったら、そこへ行ってほしい。行けば分かるようになっている」

 仕事を済ませると、急ぎ球場からタクシーを飛ばした。指定された旅館は住宅地の外れにあった。当時でも珍しい、いわゆる「逆さクラゲ」と呼ばれる連れ込み旅館だった。

 玄関を開け「こんにちは…」と声を掛けると、奥から年配の女性が出てきた。女将だろう。

「Qさんから言われてきました」

「ハイ、聞いています。どうぞこちらへ」

 玄関を上がって廊下を2人で歩くと、突き当たりの部屋に案内された。布団が2組敷いてある。ギョッとした。

(野球マスターX)

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