スポーツ

巨人・原監督が「病気を治しに来てるみたい」一刀両断した梶谷隆幸「自由契約」の思惑

 先ごろ、巨人から自由契約を言い渡された、梶谷隆幸。

 梶谷は一昨年のオフにFA権を行使し、4年総額8億円(推定)でDeNAから巨人に移籍。入団1年目の21年シーズンは、開幕当初こそ「1番右翼」でスタメン入りし活躍を見せていたものの、春先に左太ももを負傷し登録抹消。復帰後の7月には死球による「右第3中手骨」骨折により離脱。9月には腰痛を発症して腰椎椎間板ヘルニアの手術を受け、わずか61試合の出場でシーズンを終えた。スポーツ紙デスクもアキレ顔で、

「今年3月になると今度は左ひざの痛みを訴え、5月に半月板縫合手術を受けたことで、早々に今季の復帰は不可能になりました。まさにケガのオンパレードで本人も不甲斐ない思いでしょうが、今回の『自由契約』については、巨人がFA補強する際に人的補償として梶谷が相手球団に渡らないように仕掛けた、一時的なものとの見方もあるんです」

 これが実際のところであれば違和感を覚えざるをえないのだが、10月27日、元巨人の岡崎郁氏のYouTubeチャンネルに出演した原監督は梶谷について、「今のところケガを治しに来てるみたい」と一刀両断。ただ、「トップバッターが欲しかった」と入団当初を振り返り、「来季はどうハマるか…」と期待を匂わせる発言もしているのだ。

「一方で原監督は『最近の巨人はおカネを使っていなかったので、球団も使ってくれるということです』と大型補強の可能性も示唆しています。この2つの発言を合わせると、やはり梶谷の『自由契約』について囁かれている『思惑』が透けて見えるように思いますね」(前出・スポーツ紙デスク)

 梶谷は来季、どのようなポジションで開幕を迎えているのか。

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