芸能

インパルス堤下敦「睡眠導入剤」事故で一転「容疑否認」の不可解

 お笑いコンビ「インパルス」の堤下敦が、11月2日に道路交通法違反(過労運転等)の疑いで書類送検された。

 堤下は今年6月14日午後2時15分ごろ、運転する車で東京都世田谷区内のコンビニエンスストアの駐車場から出ようとしたところ、路上にあった看板に衝突。その後、右折して車道に出た際、道路脇のガードパイプにも接触するという2度の事故を起こしていた。

 17年6月には電柱に衝突、同年10月にも停車中のごみ収集車に追突する事故を起こし芸能活動を1年間休止していた堤下は、この時点で運転免許取り消しの処分を受けていたものの、2年後には再取得していたという。そして6月の事故でまたも活動自粛となり、謝罪した上で運転免許の返納を報告していた。

 不可解なのは、今回の容疑の「否認」についてだ。17年6月の事故の際は睡眠導入剤の影響により正常に運転できなかったことが明らかになっており、今年6月の事故でも当初は原因について「当日に飲んだ睡眠薬などの影響で眠気を催していた」などと説明していたが、一転して薬ではなく「てんかんが原因」などと主張しているというのだ。芸能関係者も首をかしげながら、

「6月の事故が今頃になって書類送検されたのは、睡眠薬などの検証に時間がかかったせいかと思っていましたが、本人が突如として供述を翻したからでは。それが影響してか、これまでの事故では略式起訴で済んでいたのが、今回、当局は起訴を求める『厳重処分』を付けている。もし起訴され前科が付いてしまえば、吉本を解雇される可能性が高まりますね」

 なぜ同じ過ちを繰り返した上に、供述を変えたのか。なんとも不思議である。

(ケン高田)

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