スポーツ

長野久義の次は松田宣浩…原巨人「ロートルだけ補強」奔走の不可解な裏事情

「よくわからない補強策だね…」

 最近、球界内で最も不可解な戦力補強として話題に挙がっているのは巨人の補強策、ソフトバンクを戦力外になった39歳・松田宣浩の獲得だ。

 巨人はつい先日も、かつて丸佳浩のFA人的補償で広島に移籍した長野久義を、無償トレードで呼び戻したばかり。そこへ松田をわざわざ入れたのだから、首をかしげる球界関係者が続出するのも、もっともだろう。いったい、なぜなのか。巨人OBが解説する。

「長野は新井貴浩監督に切り替わる広島にとっては、実質的に戦力外だったのです。ただ、人的補償の経緯があったのと、巨人ドラ1で第二のキャリアを考えた場合、広島では面倒を見きれないので『返品した』というのが本音。松田はWBC、プレミア12での献身的な姿を、原監督が高く評価していた。手を差し伸べたことで『自分の意のままに動かせる人材だろう』と踏んだことも大きい」

 チームには中島宏之や中田翔といったベテラン内野手が、ゴロゴロいる状況。いわゆる「ロートル」扱いされる選手ばかりをこれだけ獲得して、問題は生じないのか。球界関係者が語る。

「原監督は今オフ、中田が抜ける算段を立てていた可能性が高い。ただ、思いのほか活躍したので、クビにできなくなった。全権監督として長野、松田の話も同時並行的に進めていたので、そのまま獲得した、というのが真相です」

 計画的にチーム編成ができていない事情がそのまま、来年の公式戦に反映される…そんなことにならなければいいが。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
DeNA大型新人・渡会隆輝「とうとう2軍落ち」に球団内で出ていた「別の意見」
2
「趣味でUber Eats配達員をやってる」オードリー若林正恭に「必死の生活者」が感じること
3
桑田真澄に「偉業を全て盗まれた」同級生の元バッテリー捕手が明かす「ほとんど完全試合」時代
4
「3Aで最多安打記録」巨人に新加入の外国人ヘルナンデスに「超不吉なデータ」
5
ラモス瑠偉「W杯惨敗サッカー日本代表コキ下ろし」に抗議電話15万5000件/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」