14年の「THE MANZAI」で優勝経験を持つ実力派漫才コンビ、博多華丸・大吉。コンビとして「あさイチ」（NHK総合）、「有吉ゼミ」（日本テレビ系）などにレギュラー出演し、華丸単独で「ギア猿」（ゴルフネットワーク）、「華丸の『先生！染まりんしゃったね…。』」（RKB毎日放送）に、大吉単独では「二軒目どうする？～ツマミのハナシ～」（テレビ東京系）で華麗なトークを披露するなど、バラエティー番組でも人気だ。
そんな彼らの転機は、05年に訪れる。福岡から東京に進出して、全国区の芸人となったのだ。
その時のことを11月27日、YouTubeチャンネル〈宮迫ですッ！【宮迫博之】〉で明かしたのは、宮迫博之である。
「自分にすごく大きな反省があって。博多華丸・大吉が福岡から東京に出て来る時、たまたま飲んだ時があって。当時、福岡で月100万円くらいもらってる福岡の若手の大スターやったから、飲んでる席で大吉先生に『やめた方がいい。（東京には）出るべきではない』って強めに言ったことがある。後にバッと売れた時に、大吉先生に謝った。申し訳なかったと。あの時、オレの言うことを真に受けて出てこなかったら、今の華丸大吉はないわけやから」
つまり、自身の成功法則や考えを、他人に押しつけるべきではないのだと。宮迫の言葉を突っぱねた2人の英断に拍手である。
（所ひで/ユーチューブライター）
