社会

コートジボワール戦よりひどいお触り実態

 サッカーW杯初戦でコートジボワールに逆転負けした日本代表。その試合内容はお粗末なものだったと、スポーツ紙記者が振り返る。

「ザッケローニ監督が就任してから、一番ひどい試合内容でした。パスは繋がらないし、シュートは打てず、後半途中からほとんどの選手の足が止まっていた。W杯優勝宣言まで飛び出していたのに、その結果がこれかと唖然としました」

 日本中が敗戦に意気消沈する中、東京・渋谷のスクランブル交差点では、もう一つのひどい戦いが繰り広げられていた。アダルト系雑誌のライターはこう語る。

「日本代表のビッグマッチの時には、若者が集まってハイタッチをする光景はお馴染みです。ファン同士の一つの楽しみでもあるのですが、実は痴漢仲間の間では、若い女性の体をお触りし放題だとして、口コミやネット上で密かに広まっていました」

 W杯という大舞台を痴漢たちが見逃すはずもない。被害にあった20代前半の女性が憤る。

「スポーツバーで観戦後、はじめて渋谷のスクランブル交差点を経験しました。ハイタッチは楽しかったんですけど、途中から何人もの手に胸を揉まれて‥‥。友達なんて下半身までまさぐられて、泣いて帰りました」

 ツイッター上でも、被害者女性の呟き報告が数多くされ、その実態が明るみになった。それでも今回は泣き寝入りするばかりではなかった。東京都迷惑行為防止条例違反(痴漢)の疑いで、川崎市に住む40代の男が現行犯逮捕されたのだ。だが、それでも痴漢が撲滅されることはないと、前出のライターは言う。

「痴漢マニアは自分が逮捕されない限り、犯行を続けるので、また被害者が生まれてしまうのです」

 W杯は始まったばかり。女性は日本代表戦後のスクランブル交差点にご注意を。

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