スポーツ

具志堅用高がボクシング統一戦・井岡一翔「疑惑のドロー判定」にモノ申す!

「王座決定戦でドロー。お互い防衛っていうのはあまり聞いたことないけど、そういうのあるかな。確かに難しい採点だったと思うんだけど、テレビ見た一般の人は、フランコにつけるんじゃないかな。見た目は井岡、負けてますね」

 大晦日に行われたWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔と、WBA世界同級王者ジョシュア・フランコ(アメリカ)の王座統一戦のドロー判定について、YouTubeチャンネル〈具志堅用高ネクストチャレンジ〉で私見を述べたのは、元世界王者の具志堅用高である。

 井岡は日本人初となる複数階級での2団体王座統一を懸けた一戦となったが、最終ラウンドまでもつれた結果、判定はドロー。互いに防衛となった。具志堅氏は言う。

「パンチを出さなくちゃいけないじゃない、ボクシングってスポーツは。(井岡は)数が少ないんですよ、パンチを打つ数が」

 ガードを固めてカウンターを狙う意図は分かるが、ロープ際に押し込まれる展開が多かったことに「イメージが悪い」と、具志堅氏は苦言を呈したのだった。スポーツライターが言う。

「90年代に活躍した元WBA世界スーパーフライ級王者・鬼塚勝也は、王座を獲得した92年4月10日のタノムサク・シスボーベー戦、3度目の防衛がかかった93年5月21日の林在新との一戦、さらに94年4月3日の李承九との5度目の防衛戦と、いずれも判定までもつれたのですが、『勝者・鬼塚』のコールに首を捻る視聴者や会場のファンは多かった。鬼塚はこれでヒール扱いされることも増えたが、井岡も似たような境遇を辿ってしまわないかと…」

 手数と攻勢をとるか有効打を重く見るか、判定の基準はジャッジによる。とはいえ、今回のタイトルマッチにおいては、具志堅氏の「ジャッジ」に賛同するボクシングファンは多いのではなかろうか。井岡の次の防衛戦に、試練が訪れるかもしれない──。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
ロッテ・佐々木朗希「日本ハムに3対1の電撃トレード」謎の投稿が激論に!
2
DeNA筒香嘉智の逆転本塁打を「美談にするな」!江本孟紀が異論「アメリカで成功しなかった人が…」
3
「巨人・大城卓三はFA宣言して巨人を出ていく」高木豊の見解を後押しする「阿部監督の起用法」と「契約」
4
岡田監督と不協和音!阪神・佐藤輝明「怒りの2軍落ち」で問題視された「試合に向かう姿勢」
5
トレバー・バウアー「メジャーリーグに動きなし」で「DeNA復帰」Xデーは交流戦明け