スポーツ

Bクラスから浮上へ…広島・新井貴浩監督は昨年の「逆転現象」をどう分析しているのか

 今季のプロ野球は、新監督が指揮を執る球団が4つある。心機一転、チームをリフレッシュさせてV奪還を期す彼らの戦いぶりは、いかなる変貌を遂げるのか。

 昨年、セ・リーグ5位に沈んだ広島カープは新井貴浩監督を抜擢し、黄金時代復活を目指すが、昨年のチーム打率は2割5分7厘で、リーグ1位。552得点は優勝したヤクルトに次いで、2位の攻撃力を示している。

 得点が失点を上回ったのはヤクルト、阪神、広島の3球団だが、一方で広島より順位が上のDeNAと巨人は失点の方が多かった。野球の面白さを示す、不思議な逆転現象である。

 これをどう分析し、今季の飛躍とするか。野球解説者の高橋慶彦氏は1月17日、自らのYouTubeチャンネル〈よしひこチャンネル〉で、持論を展開した。

「新井監督がさ、ヘッドコーチもそうよ、みんなそうだけど、チームとして、なぜこの数字で勝てなかったかを分析できんとアカンよね。この数字だったら、いちばんアタマ(首位)にいてもおかしくないもん」

 これに同調するのは、この動画にゲスト出演する野球解説者・池田親興氏で、

「だから(広島が)上の方にいても、優勝してもおかしくない。勝ち方かぁ…」

 そして改めて高橋氏が「数字が悪かった中日以外は、5球団のどこが優勝してもおかしくなかった」と、分析したのである。

 ちなみにDeNAや中日は得失点差でマイナスにもかかわらず、広島よりチーム防御率は優れている。これまた、ひとつの逆転現象である。

 かつて広島は「投手王国」と呼ばれたが、新井監督と首脳陣は問題点をどう分析し、どんな新生カープを見せてくれるのか。高橋氏、池田氏も興味津々だろう。

(所ひで/ユーチューブライター)

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