社会

「スシロー」悪質ナメナメ騒動で発覚した「醤油マズイ問題」の対処現場

 はま寿司で起きた「ワサビ載せ」に続き、スシローで勃発した「ナメロー騒動」。悪質客による許しがたいイタズラが、大手回転寿司チェーンを襲っている。

 特に後者のスシローで起きた騒動は、高校生とみられる男子が醤油差しや湯飲みをナメ回し、さらには回転中の寿司にツバをつける行為だけに、反発は大きかった。

「厳罰に処せ」「多額の賠償金を請求しろ」とネット上のみならず、著名人からもイタズラをした高校生に手厳しい要求が相次いだ。

 そんな中で、にわかにこんな意見が脚光を浴びている。

「俺は前からスシローに行く時は、マイ醤油を持参していてよかった~」

 騒動勃発以前から、スシローに不謹慎なヤカラが集っていることを知っていて、醤油を持参していたということなのか。グルメライターが解説する。

「回転寿司愛好家の間では、スシローの醤油がマズイと、以前から不評を買っていたのです。はま寿司は複数種類の醤油をテーブルに置いてあるのに対し、スシローは1種類のみ。オリジナルブレンドと称する濃口醤油なのですが、みりんやたまり醤油をブレンドしていて、やや甘口なのです。これが好みに合わないとして、こっそり醤油を持参する客がいた。中には一般販売されている、はま寿司の厳選醤油を持ち込む客もいて、マニアの間ではスシローの『醤油マズイ問題』は切実だったのです」

 ナメロー男に対しては、刑事と民事の両方で対処する方針を示したスシロー。ついでに醤油の見直しにも手を付けた方がいいかも…。

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