芸能

窪塚洋介が自ら語った「タブー黒歴史」…あの「マンション転落事故」の絶望と新しい景色

 窪塚洋介の主演映画「Sin Clock」が2月10日に公開された。なんと18年ぶりの主演作品だ。プロモーション活動も行い、舞台挨拶にも登場。その際に「ドン底から這い上がった経験は?」という記者からの質問に対し、窪塚は次のように答えたのだった。

「某マンションから落っこってしまって、その瞬間がいちばん絶望的だったと思いますけど」

 なんと、芸能マスコミに大騒動をもたらした、あの「転落事件」を自ら口にしたのだ。続けて、

「自分としては向かい合いたくないし、二度と体験したくないんだけど、今回の役をやるにあたって役に立ったというか…。役者として新しい景色が、向こう側の景色がおぼろげながら見えたというか。そこまで変えていけたら面白いなと感じた経験でした」

 窪塚にとっては「黒歴史」といえる、04年の自宅マンション9階からの転落大ケガ。

 最近、窪塚を代官山などでよく見かけるという芸能ライターが言う。

「やはりオーラがすごいんです。歩いているだけで目立ちますし、30代の女性に『人生史上、最も好きな俳優は誰?』と聞くと、いまだに窪塚と答える人は多い。メディアがそうした話題で窪塚の名前を出さないのは、やはり転落騒動にまつわる『疑惑』があったせいでしょう。まぁ、ああいう突飛な俳優はあまりいないので、これからまた人気が復活するといいんですけどね」

 17年には、マーティン・スコセッシ監督の映画「沈黙─サイレンス─」で米ハリウッドデビューした窪塚。海外作品のオファーも多くあるというので、再注目だ。

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