芸能

「俳優廃業」神田正輝の緩やか終活ライフ

「俳優としての姿を見られるのは、このドラマが最後になるかもしれません」

 そう話すのは、民放局関係者。3月17日の放送で30年の歴史に幕を閉じる「山村美紗サスペンス 赤い霊柩車シリーズ」(フジテレビ系)に出演する神田正輝(72)のことだ。

 昨年秋には一部で神田の「引退説」が浮上。理由として「個人事務所を閉鎖」「セリフを覚えられなくなった」などと報じられた。

「18年のドラマ『下町ロケット』(TBS系)以降、俳優業のオファーはすべて断っているそうです。『年齢も年齢だから、ゆっくり仕事していく』と関係者に話していますが、いまだ娘の沙也加さんのことで心の傷は癒えず、なかなか演技をする気力が湧いてこないのでしょう」(前出・民放局関係者)

 現在、神田のレギュラー番組は97年からメインMCを務める「朝だ!生です旅サラダ」(朝日放送系)のみ。4月からは新MCとして松下奈緒が加わり、31年目に突入する。

「神田は新規の仕事をするつもりはなく、『旅サラダ』だけ続けていきたいようです。番組を見ればわかりますが、出演者もリラックスしたアットホームな雰囲気がウリで、それが朝から癒やされると長寿番組になっているのです。神田も『まるで実家にいる気分』と言っているほど、気に入っています」(朝日放送関係者)

 ちなみに、「旅サラダ」のギャラは、「1回80万円程度」(スポーツ紙記者)だそうで、月に320万円、1年に48回の放送で計算すると3840万円になる。

「神田1人なら、そのギャラだけで、十分やっていけますからね。彼は、特に趣味にお金をかけるわけでもなく、ハイブランド好きというわけでもない。気に入ったものを長く大事に使うタイプなので、お金のためにあくせく働く必要性を感じていないのでしょう」(前出・スポーツ紙記者)

 すでに、緩やかに終活ライフを始めたようにも見えるのだが‥‥。

「沙也加さんが亡くなった当時、その埋葬先が取りざたされました。神田の母親で女優の旭輝子さんが眠る墓地も候補になりましたが、最終的には松田聖子さんの実家の菩提寺に納められました。となると、沙也加さんに会うには九州まで行かねばなりません。その供養にも時間がかかります。近しい人には、『少しずつ、仕事も身の回りのことも“始末”している』と話しているそうです。まあ、仕事でもプライベートでも、あれだけモテる人ですから誰も放ってはおかないでしょうけどね」(女性誌記者)

 ドラマ「太陽にほえろ!」で殉職しなかったドックを演じた神田だけに、人生の最終章まで表舞台で活躍してほしいのだが。

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