スポーツ

江川卓が最も期待する巨人選手は…「セーフティーバントに本塁打も」の2番打者

 WBCも終わり、野球ファンの目は間もなく開幕するペナントレースへと転じられる。

 野球解説者の江川卓氏が期待するのは、巨人の松原聖弥だという。3月23日に自身のYouTubeチャンネル〈江川卓のたかされ【江川卓 公式チャンネル】〉で語ったところによれば、

「元々が上手な選手なんですよ。インコースも上手く打つしね。だけど松原選手っていうのは、ライバルがすぐに出てくる。調子が上がってくると、出なくなるという…」

 松原がブレイクしたのは21年。シーズン12本塁打は、育成出身選手としてはソフトバンクの甲斐拓也が19年、20年に記録した11本塁打を抜いて最多記録となった。27試合連続安打も、球団としては張本勲(30試合)に次ぐ2位。ところが22年は一転して50試合の出場にとどまり、本塁打はゼロ。打率も1割1分3厘まで下げた。

「22年は前年以上の活躍が期待されたのですが、グレゴリー・ポランコ、アダム・ウォーカーといった、強打を誇る助っ人外国人との外野手争いで今一歩、及びませんでした。21年のホームラン数がチラついたのか、バッティングではオオモノ狙いにいきすぎた印象も。ちなみに21年には、打率2割7分4厘だった松原に、野球解説者だった川相昌弘氏(現・巨人1軍総合コーチ)が『送りバントを覚えれば、打率3割も夢ではない』と発言しています」(スポーツライター)

 江川氏の動画に戻ろう。江川氏は次のように、松原に具体的なアドバイスを送っている。

「もっと小細工というか、思考として試合を動かすっていう2番にもしなったら、面白いと思ってるんですよね。セーフティバントとか、送りバントとか、エンドランとか、時に大きくホームランを狙うようになったりできるようになったら」

 巨人のレギュラー争いに松原が加われば、V奪還に一歩前進しそうである。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
メッツ「藤浪晋太郎はもう使えない」現地メディアが見放しても「引き取り先なし」の絶望的惨状
2
ロッテ・佐々木朗希「日本ハムに3対1の電撃トレード」謎の投稿が激論に!
3
「巨人・大城卓三はFA宣言して巨人を出ていく」高木豊の見解を後押しする「阿部監督の起用法」と「契約」
4
中田翔と山川穂高「投手がビビるのはどっちのスラッガーか」山﨑武司がズバリ判定
5
「3年目の浮気」がモラハラで「天城越え」は殺人予告だって!? 昭和の名曲を愚弄する「芸のない番組」を見た