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巨人・坂本勇人を待ち受ける「プロテクト外し」屈辱の厄介払いという仕打ち

 巨人・坂本勇人が今オフ、チーム伝統の「洗礼」を浴びる可能性が出てきた。

 坂本はオープン戦で36打数4安打、2打点、0本塁打。中日との開幕3連戦(東京ドーム)は10打数ノーヒット。4月4日のDeNA戦でも5打数無安打と、開幕から16打席連続ノーヒットの惨状で、まさに絶不調に陥った。

 4月2日の試合では、1対1で迎えた7回無死一、二塁の場面で、原辰徳監督から送りバントを命じられている。10代から正遊撃手として2000安打も達成した生え抜きのスター選手としては、あまりに寂しすぎる現状だ。

 今季、ドラフト4位で入団した門脇誠が、オープン戦では49打数14安打、打率2割8分6厘の成績を残し、首脳陣にアピールした。

 また、昨季は離脱した坂本の代役として活躍した中山礼都も、虎視眈々と遊撃の定位置を狙っている。坂本はスタメン落ちはおろか、いつ2軍での調整を命じられるか分からない状況だ。

 ただでさえ計算できる先発投手が少ないチーム事情にもかかわらず、菅野智之が開幕から離脱。坂本を交換要員に、緊急補強に踏み切りたいところだが、昨年起こした中絶騒動の余波で、買い叩かれる可能性が高い。

 そのため、チームとしてはオフに向けて、あるプランを練っているという。スポーツ紙デスクが解説する。

「ズバリ、FA補強の際に求められる、人的補償のエサです。今オフは西武の山川穂高や楽天・則本昴大、横浜・今永昇太らがFA市場に出てくるかもしれない。巨人は本気で参戦するでしょう。そうなれば、28人をプロテクトした名簿を渡さなくてはいけない。坂本の名前があれば、食いついてくるチームは間違いなくあるでしょう。なにしろ、人気はまだ健在ですからね。過去、巨人は工藤公康や江藤智、長野久義、内海哲也ら、チームに貢献してきた選手をプロテクトから外している。今回もその手を使おうという魂胆です」

 巨人にしてみれば、新戦力を獲得でき、有望な若手を1人、守ることができる。同時に厄介払いもできるという一石三鳥だが、FA市場では不人気なだけに、そうは問屋が卸ろさない気もしてくるが…。

 坂本はこの「伝統」をハネ返せるか。

(阿部勝彦)

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